自分の希望を我慢させていませんか?
日本人は(とあえて一般化しますが)
自分の意見を主張しない
なんて言われたりします。
主張しない理由は、色々とあるでしょうが
周りとの調和とか
火中の栗を拾わないとか
肯定的、否定的どちらかの理由で
意見を主張しなかったりします。
…これは、僕の勝手な推測ですが
意見を尽くして、合意を作る
というのは、なかなか骨の折れること
説得もしなくてはいけないし
主張の調整や目指す結果(案)のバランスも
難しい
文句の多い人がいればなだめなくちゃいけない
とどうなるか
面倒なので、
「自分が我慢する…譲る」
ことでなんとか収めようとする
こんなコトが起こっていませんか?
ただ、終わったあとに
「なんなんだよ、あいつら一体」
と独り言で愚痴ってるとしたら
あなたの“希望”もまた、
主張したかったのに抑えつけられた
そんな不満を持っているのかもしれません。
…納得感のない不満は、
あとで、暴発しないとも限りません。
それが、あなた自身の“思い”であっても。
現実世界には何かしらの制約がある
現実の世界では、
何かをしようとすると
ときに、誰かの邪魔になったり、
制約にぶつかったりします。
多くの場合、私たちはそれを予測しますが
予測しすぎたとき、
“諦める”
という選択をしがちです。
ですから、コーチングなどでは
「もし仮に、制約がなかったとしたら」
と“諦める”選択肢を減らします。
しかし、実際の所
なんらかの“制約”は存在します。
そして、“制約”を意識しなければ
現実を変えることは出来ません。
何かを実現するということは
前提となる“制約”と上手く付き合う
場合によっては利用する
ことが大切になるからです。
…「制約を逆手にとって」
のような感じです。
あなたが“自分の願い”を叶えようとしたとき
声の大きな意見や
権威や権力で押しつけられる意見
という“制約”は、
あなたの“希望”とどのように関わるでしょう?
目の前に壁のように立ちはだかっていますか?
進路を妨害しようとしていますか?
あるいは
そもそも、それほど関連していない
なんてこともありませんでしたか?
“今”に目を向けて、出来ることから
天の時、地の利、人の和
ータイミング、状況、協力(者)
が物事が成るための条件だ
といわれることがあります。
仮に、声の大きな人が居て、
あなたの“希望”を叶えるのに制約となる
としたら
その状況は、天の時、地の利、人の和という
視点から確認すると
どの要素を、どのくらい整える必要が
あるでしょうか?
そうです
今、整っていないのであれば
何かしらの方策を用いて
整えれば良いのです。
ムチャ振りやゴリ押し
声を張り上げるばかりが
物事を成す方法ではありません。
むしろ力づくの方が
相手からの抵抗が大きいというもの。
“今”どうなっていて、
あなたの希望が叶うとき
どうなっていたら良いか
要素に分けて、準備することが出来ます。
今、叶える事が難しいからといって
諦めるのではなく。
自分の希望が叶うように整えればいい訳です。
いつもいつも、全力投球で
がむしゃらに、誰かと対立して頑張る
必要はないんです。
私たちには、それぞれ自分の得意なやり方があります。
得意なやり方が出来る状況を
作れば良い…その為にどうするか
そこの準備をせずに
あなたの“希望を叶える”のを諦めるのは
もったいないこと。
…古の善く戦うものは勝ち易きに勝つものなり。
孫子
自分の希望を叶えるのは
あなたが、あなたの今いる場所、
そして、あなたのそのものに
どれだけ興味を持っているか
にかかっているんです。
僕はNLPをお伝えすることを通して
あなたがあなたの希望を叶える
“わがまま”に生きるために
役に立つ、コミュニケーションや発想
心と身体の使い方をお届けしてます。
では。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2018.1.19 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
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