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結果を次のスタート地点にする

結果を次のスタート地点にする

「結果」ではなく、
 想定外の未来を怖れている?

「結果を怖れずに、普段通りにやればいい」

就職、進学、資格…およそ試験と名の付くものの
前にはこんな風に励ましたり、励ましてもらったり、
します。

 大きな挑戦のとき
 その先に、ある種の「怖れ」
 のようなものを憶えることがあります。

 なにか行動してなにかしらの「結果」が出る

…当たり前のことです

がなぜか「結果を怖れずに」というフレーズで
励ましたり、励まされたりしているのです。

もしかすると

…“まじ、そんなのあり?”

という結果が出て、次の手が打てないこと
を怖れているのではないかと思うのです。

いつもお伝えするのですが、
今、この先のことを考えて
「恐ろしい」とか「不安だ」とか
感じるととができる野は

「“今”は少なくとも危機ではない」から
 安全なのですから

何かしらの手が打てるということでもあるのです。

「考える」ひまがあったら手を動かせ!
 …ばぁちゃんの知恵袋

 どうしよう、怖い、不安だ
 と考える暇があったら、何か手を打った方が良い

 …そんなの、言われても 怖いんだから
  仕方がないじゃないか

たしかに、心…意識…は、不確定な未来に
目を奪われて、ソワソワしています。

想像は、時間を越えて、現実を越えて
さまざまなシーンを創造(クリエイト)します。

現実を越えて、
 良いシーンを創造することもできれば
 良くないシーンを創造することも
できます

そんなとき、うちのばぁちゃん

…小さい頃、出来ない言い訳をすると
 「考えてる間に手を動かせ」

と檄を飛ばしてくれたものです。

身体は、想像ほど創造的とは言えません。
現実、重力や気圧、摩擦という制限が
あります。

…現実的なのです。

そして、皮膚や筋肉を通して
現実と繋がりコミュニケーションします。
…経験という証拠を手に入れながら

身体で手に入れた経験には、
“不確定”な要素はないのです。

身体は、
今できることを知っています。
と同時に
今はできないことも知っています。
良い意味で、身の丈通り。

出来るものはできる
出来ないものは出来ない

そんな信頼できる存在が身体です。

「さぁて、ここからどうしようかな」
 どんな状況も、今ここをスタートする。

さて、
 「人事を尽くして天命を待つ」
とそのとき出来ること全てを尽くしても
その結果の時点で
望み通りの状況にいるかどうかは
分かりません。

綿密に計画を立て、リスク回避も段取り
なんのミスもなく、結果の時点にたどり着いた
としても望み通りの状況にいるかどうかは
分からないのです。

…その行動のスタート時点に
 最適な選択肢を発見していなかったら
 そういうことも起こりうるのです。

かのエジソンの言葉
「私は失敗したのではない
 上手く行かない方法を10000通り見つけたのだ」
にあるように、

行動を起こして、その結果が
望ましいか望ましくないかがあるだけで

望ましくなければ、再び
ゴールに向かって、歩み始めるだけ。

それでいいじゃないですか。

もちろん、人生にも、仕事にも
締切があります…時間は無限ではありません。

その意味では、仮説を“失敗”と認めて
大幅な軌道修正を迫られるときもあります。

その制約の中であっても、
「さぁて、ここからどうしようかな」
という次の一手を選ぶことが出来ます。

そのことを忘れずにいたいのです。

私たちには、今ここで
今出来ることがあるということを
思い出して頂きたいのです。

…これが、NLPを通して
 僕がお伝えしていることです。

そして、NLPを実践することで
せっかくのあなたが今できることを、
今の状況に合う形で活かします。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2018.2.2 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/

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