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為せば成る、成らぬは人の為さぬなりけり・・・現実を味方につける心の使い方⑦

為せば成る、成らぬは人の為さぬなりけり・・・現実を味方につける心の使い方⑦

今回のテーマは最後に
古くは武田信玄、江戸時代には上杉鷹山という
先駆者や改革者の言を借ります。

“為せば成る、為さねば成らぬ”
(やれば成し遂げられる、
 やらなければ成し遂げられない)
というシンプルな原則を
伝えてくれます。

武田信玄は、続けて
 “成る業を成らぬと捨つる人のはかなき”
(努力すればできるはずのことも
 最初から“無理”といって諦めるところに
 人の弱さがあるのだ)

上杉鷹山は、
 “何事も、成らぬは人の為さぬなりけり”
(どんなことも、成し遂げられないのは
 その人がすべきことをしていないからだ)

心の弱さと、行動の足りなさが

“できるはずのこと”さえも
不可能にしてしまうのだと言っている
わけです。

難しいことをいっているのではなく

一歩でも半歩でも
歩みが遅くても

諦めずに進み続ければ
「ことは成る」
ということ。

現実は、あるとき
逆風や、逆境となることがあります。
しかし、
それとて、続きません。
良い時があれば、そうでないときもあり
そうでないときがあるから、良い時も来る。

現実は、全体で見れば
その意味では±0になるように
出来ているのかもしれません。

が、

そのプラス部分に気づいてそれを掴む
そのマイナス部分についても分かって活かす

今起こっている事、置かれている状況を
どう“自分に都合良く”とらえて使うか

今回までの7回の話はここに集約されます。

今ここにある状況が
最善最良の状況だとしたら・・・
そしてここから、この先の未来に
自分にとって都合の良い状況を
どう創って行くかに意識を向けられたとしたら・・・

どんな現実も、怖れるものではないの
かもしれません。
むしろ、もっと近づいて
どう活かすか、自分がどう合わせるか
ここが、これまでの経験が必ずしもそのまま役立つとは限らない
不確定で、不確実な時代を

“自分の想い通りに生きる”

立ちかたなのではないでしょうか?

現実は、いつも予告なく、
台本、シナリオなくやってきます。
あらかじめ作っておいたシナリオは
ひっくり返されることばかりです。

私達は自分の人生を
これまで何十年も生き抜いてきたの
ですから。

為せば成る、成らぬは人の為さぬなりけり

一歩踏み出して、粘り強く続けていくこと
そして、幸い、
平和な日本に居て
まわりには、あなたの応援者や
協力者が居ます。

ときに、コーチも
その応援者や協力者の
一員に加えてもらうのも
いいかもしれません。

新しい時代もあなたが
あなたの望む未来を生きるために
ぜひ。

これまで7回にわたって
“現実を味方につける心の使い方”
をテーマにお送りしてきました
次週からまた別のテーマでお届けします。

どうぞよろしくお願いします。

では。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2019.4.3 改編)

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