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“自分”にとって良いことをする

“自分”にとって良いことをする

自分にとって良いことの中には
 他人にとって迷惑なこともある

「自分の事ばっかり考えるんじゃない」
 子供の時に一度や二度は
 そう叱られたことがあったかもしれません。

 そうでなくても、子供の頃は
 たくさんのことを考える、視野を広く持つ
 ということが得意ではありませんから

 …自分のこと以外を考えるクセがつく
  自分の事を二の次にするクセがつく

 運良くその呪縛を逃れたとしても
 周りで、“自分のことしか考えない”と
 叩かれたりする。

 生き物として考えれば、
 良きにつけ悪しきにつけ、
 自分の事が第一になるのは自然なこと。

 どんなに良いことを為そうとするにも
 どんなに大きな事を為そうとするにも

 それを為す自分が
 ベストの状態でなければ
 成るものも成らない
 為すことも為せないですから。

 命として考えれば、
 「自分の事が優先されていいのに」
 どうして
 「自分の事ばっかり考えるんじゃない」
 って言われることになるんでしょうね…

物事を一面的に捉えると、
  自分の事を考えると相手の為にはならない

「自分の事だけを考える」というのは
 何かを独り占めしようとする
 これが当てはまるかもしれません。

 そのものを誰かが独り占めしてしまえば
 別の人には手に入りません。
 だから「けしからん」と。 

 しかし、実際の世の中では、奇妙なことが
 起こります。
 自分が独り占めしようとしているものが
 今、他の人には必要がないもの
 かもしれないのです。
 あるいは、むしろ、独り占めしてもらった方が
 助かる場合さえあるのです。

 もうお気づきかもしれませんが

 私達は、自分の事だけを考えるやり方を
 工夫することが出来るのです。

 どういうことか。。。
 「自分にとって都合の良い結果
  を目一杯自分のために考える」
 それだけで、上手くいく事は少ないでしょう。
 なぜなら、そのままでは、
  “誰かにとって都合の良いこと”を
  邪魔する可能性があるからです。

 そこで、
 「自分にとって都合の良い結果」
  が成り立つために
 「周りとの関係、距離を調整」
  することができる。

 ということです。

いわゆる、調整や交渉というプロセスで
きっと、仕事や仲間との間で
気づかずにやっていたかもしれません。

「自分にとって良いこと」を実現するために
  状況や環境を整えましょうか

小さな頃、小さな範囲、家族、近所の友達と
調和を取るために学んだ
「自分の事ばっかり考えるんじゃない」
という学び。

今、その頃から比べれば
聴く力、伝える力が成長しています。
そして、あの頃よりも広い範囲の人たちと
繋がってもいます。
 「自分の事」が成り立つように
協力したり、協力してもらったり
交渉したり、調整したり
少なくとも自分の周りの環境作りの
いくつかのやり方は手には入っているはず。

だとするとあとは、自分が自分を止める声
「自分の事ばっかり考えるんじゃない」
をもう少し緩めてもいいかもしれません。

 自分を第一に考える

事なしに、あなたが周りを幸せにする
事は難しいと思います。

あなたが充分に力を発揮出来ないと
「周りの人を幸せにする」
というあなたの思い…あなたの実現したいこと
が実現に繋がらないからです。

いつもながら、禅問答のように
思えるかもしれませんが

いつも自分のためを考えて下さい。
あなたが大切にしたい誰かのためにも
自分のためを考えて下さい。

これが誰かのために動くときに
自分が“リソースフル”であるということです。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2017.5.26 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/

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