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「言葉や心の叫びが思った以上に勝手に一人歩きする?」について考えてみた

「言葉や心の叫びが思った以上に勝手に一人歩きする?」について考えてみた

「罪を憎んで人を憎まず」

という言葉があるけれど
ネット記事やワイドショーなんかを目にするにつけ、

「罪はどうでも良くて、
 人を憎んだほうが受けるじゃん」

 になってやしないかって
 ときに不愉快になってしまう。

 芸能情報に限らず、
 議会でもそんな感じを覚える

 もちろん、流行語大賞でも…

 大人がそんなん感じでいるのに、子供に
  …相手の立場になって
 とか
  相手を思いやって
 とか
 ましてや
  いじめは問題だからやめなさい…と

  どの大人のどの口がいうんだ?

 なんて思う。

ネット、ソーシャルメディアの発達で
口に出さなければ、まだ、
他人や社会に影響が出なかったかもしれない

 「心の中の思い」

が20世紀から生きている自分たちにとっては
思いもしないほど容易に
表に伝わるようになっているのかもしれない。

普段から、自分の心の動きや
“つい”思ってしまう思いにも、
心を配るというか、気づいてないと
思いがけない影響を与えてしまうことになりそうだ。

人と向き合って話すのと違って
ネットや、人づてに伝わるのは

 「単なる“言葉”」

であって、その意味、解釈は途中で変容する。
言ってみれば、アンコントローラブル(操縦不能)なのだ

だから、直接合って話す、電話する
相手の反応と向き合ってできない
伝達手段は、
正直、今でもちょっと恐かったりする。

…できるだけ、相手の存在を尊重する
 もちろん、自分自身の存在も蔑ろにしない

この一点を頼りに今日も、
メールやブログを書いてます。

少なくとも言葉は、相手が勝手に解釈するのだから、
自分から発する言葉を
自分の最大限、丁寧に使いたい
そんな事を考えた、春の足音が聞こえる朝です。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2016.12.23 一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/

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