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【今週のひとこと】正義が勇気を挫いちゃいけなくない?

【今週のひとこと】正義が勇気を挫いちゃいけなくない?

【今週のひとこと】

“正す”ことは大事だ、
しかし、それ以上に“励ますこと”が大事だ
ゲーテ
Correction does much
 , but encouragement does more
Johann Wolfgang von Goethe

私たちは、人の中で生きていますから、
なんでもかんでも、自分の想い通りに
なるわけではない。

思い通りを“実現する”には、
それなりに
 合間を縫ったり
 協力してもらったり
 隙間をねらったり と
工夫が必要なもので…。

そうしないと、誰かの思いと
交錯したり、衝突したりします。

すると、そこには、
 “公共の利益”
という正義が存在します。

ところが、ときとして
この“公共”が“多数”とそれ以外で
線引きされてしまう。

…多数決という意志決定のひとつの手段を
 正義とすれば、当然そうなるわけで…

その基準を元に、
その正義は、正義以外のことを
正そうとします。

その正義に対する思い入れが
強ければ強いほど厳しく断罪します。

すると、こう思うわけです。
正義って、誰かを“断罪する”存在なのか?と

もちろん、
色々な人の利益(幸せに生きる権利みたいなもの)を
まもることは大事だけれども

勢い余って、
“正義以外の行動をする”存在を
全否定するのはどうかと。

…失敗もその意味では
 ある種の“正義”からみれば
 正されるべきもの

ただし、
“正義”を行使する、
「正しい」“正義の行使の仕方”
というのがある

としたら、

軽々に、感情にまかせて
…“正義”という凶器を振り回す
いえ、“正義”を振りかざす
というのは、“正される”べきもの
になるんじゃないかなと。

そもそも
みんなが幸せになるために
“正義”があるとしたら

“正義”のために、“存在を否定”される
人がいるのは、そもそも
まずくないですか?

と思う今日この頃です。

Team-Awakeners ワークショップ

(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2017.6.26 改変)
https://ameblo.jp/awakeners

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