「今、気分は良いですか？」

こう訊かれると、
“自分の気分”のありかを見つけて
それを良いか悪いか考えちゃいますよね。

特に、“気分”についてなんとも
思ってないときでさえ

答えよう…“言葉”にしよう

とすると、評価しちゃいます。

では、こう訊かれたらどうでしょう？

「どんなとき、気分が良いですか？」

すると“気分の良い”時の記憶を
“良い”を手がかりに探してしまいます。

つまり、“気分の良い”を感じながら
その記憶を見つけようとしてませんでしたか？

良くも悪くも、言葉は、
私達の考えや、心の状態、
当然のことながら、思考にも
影響を与えます。

ですから、使っている言葉が
今の自分の心の状態や場合によっては

身体の状態を作ってるかもしれないんです。

すると…仮にいつも、“良くないなぁ”と
感じているとしたら、

そういう“言葉”を使いがちなのかもしれません。

あるいは、“良くないなぁ”と呼びたくなる
感覚を見つけやすいのかもしれません。

あるいは、“良いなぁ”と呼ぶ感覚を
見つけるのが上手ではなかったのかもしれません。

いずれにしても、私達は、
良いと悪いとのバランスの中に居ます。
良い状況も遭えば、悪い状況にも遭う。

そして、
良い状況を活かしそこねると
気分は“良いモノではなくなる”し、
悪い状況でも対応できると
なかなかの“良い”気分だったりします。

つまり、私達が覚える「良い／悪い」は、
瞬間瞬間に起こるということ。

言い換えれば、今起こっている事に気づいて、
次の行動を「望む方」に踏み出せばいつでも
物事は好転させることが出来るということ。

…その意味で、思い切って一歩、一歩を
丁寧に踏み出せばいいということ。

次の一歩を決めるのはほかの誰でもない
自分なんですよね。

では、どう好転の一歩を踏み出すか。

ひとつは、今ここから、どんな一歩
（方向性や一歩の大きさ≒具体的に出来ること）
があるかどうかを出来るだけ沢山見つけること。

そして、その一歩を信じること。
どんな人でも、全てのことが自分の想い通りに
行く事ばかりではありません。

ただ、上手く行く人は、
歩みの一歩一歩を、今選びうる最善に
しようとし続け（…粘り強くデス）ている
のですから。

それこそは
「人事を尽くして天命を待つ」
行動して起こる結果は
次の行動のスタートラインに過ぎません。

いつでも、次の一歩を選ぶ
チャンスがやってきます。

次の一歩を確信を持って踏み出すために
これまでの自分の一歩一歩に
確信を持ってください。

だれが歩んだのでもない
あなたのこれまでの歩みに。

そうすれば、
それをここからの歩みを選ぶ自分に
活かせますから。

(初出　アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2016.12.6　一部改編）
http://ameblo.jp/awakeners/

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