すっかり寒くなって、
忘れてしまっているかもしれませんが
夏から秋にかけてずっと、私達を悩ませていた
“蚊”
寝ている間に、勝手に刺して
痒さで起こされる。
こちらの立場になれば
「蚊、このヤロー」
となる。しかし、当の“蚊”の立場になれば、
生きて子孫を残すために
食事をしているに過ぎない。
しかも、叩き潰されたり、
殺虫剤、蚊取り線香などに遭って
食事までたどり着けないことがある
リスクを負ってまで…
まぁ、そこまで“蚊”に
肩入れしているわけでは無いのですが、
夏、蚊に刺されたあと、つい、蚊を叩いて
なんだか申し訳なく感ずることも有り
すべての立場に、正論があるわけで
ただ、血を吸われて痒くされる立場としては
「このヤローやっつけてやる」
だし、
必死に生きのびようとしている立場としては
「こっちだって必死だ」
ってなる。
なんか、もっと、良いやり方
があれば良いのになんて
馬鹿馬鹿しいようなことも思うが
今のところは、蚊と相談、協議が
できないので、
刺されるか/つぶされるか
のつばぜり合いを、夏が来る度やっているわけで…
もし、これが互いにコミュニケーションを
とれる間柄だったとしたらどうだろう
こっちは、蚊が1度に吸う1~2mg程度の血で
どうこうなるものでもない。
ただ、痒さと、病気の媒介が困るだけなのだ
痒くならず、病気の媒介にならないやり方が
あれば、蚊もそれほど目の敵にはされない…する必要もない。
人間は、蚊が痒さと、病気の媒介とならなければ
多くの人に取って特別に組む理由もない
ー~ー~ー
蚊と人間の対立…だけではなく、
利害が一致しないのは
具体的にはそう沢山あるわけではなかったりします。
ただ、その利害を調整できないと
不満から、怒り、恨みへと
感情が加わってくる
こうなると、理ではすすまないのは
ご存じの通り。
特に負の感情にとっては、
相手の正論は、燃料になりがち。
互いに対立をすることが
マイナスになるコトを共有する
共有できたところから
共通の敵…“対立点”を“一緒”に
やっつけていく関係を作るわけです。
対立点をやっつける方法に
妥協というやり方もあれば、
時間差というやり方
あるいは、
詳細に点検したら、以外に
対立はしていなかった
なんてことも良くあること。
…“対立”をするつもり ではなく
“対立を解消”するつもり
会話の場に望む方向への“つもり”を設定するだけで
強力な協力関係になるかもしれません。
対立で打ち消し合ってた力を
解決に向けるのですから。
その“可能性”を自分の中に、
そして、相手の中に探ってみるのは
如何ですか?
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2016.11.22 一部改編)
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