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「“足りない”がトラブルのもと」について考えてみた

「“足りない”がトラブルのもと」について考えてみた

子供の頃の兄弟ゲンカ

たとえば、一個しかないおやつを二人で分ける。
「あっちが大きい」、「いや、あっちの方が大きい」
モメる。

 今、よくよく考えてみれば、
 小さな“差”だったのかもしれないけれど

お菓子の“足りない”は
自分そのもの“足りない”に

・・・意地やメンツみたいなものにすり替わって
   もともと何のためにケンカしてるか
   分からなくなってきても、
   ケンカは続く

これって、争いごとの構造な気がする。

もし、全ての人が満たされた生活をしていたら
 あえて、誰かと争うかなぁ
自分の人としての価値を捨ててまで
 人のものを奪うかなぁ
ってこと。

“足りない”、“満たされない”は、
人としての“価値”を捨ててまで、何かするエネルギーがある
ってことじゃないだろうか。

確かに、この世界には、“差”がある。
でも、足りないは、一人一人の“心の中”にしかない。

僕には「鉄道関連のコレクション」は全くない。
でも、足りないとは思わない。
僕には「アイドルのグッツコレクション」も全くない。
でも、足りないとは思わない。

集めている方々と比べて、
圧倒的に“足りない”にもかかわらずだ。

でも、そのことについて“満たされてない”とは感じない。

我慢する必要はないけれど、
何かと比べて
自分の中の“足りない”、“満たされてない”で、
自分を追い詰めなくっていいんじゃないだろうか
そう思う。

善だろうが、偽善だろうが、
他の人の寄付について対立する必要はないし、

あざとかろうが、なかろうが、
その人の行動について、評価する必要もないのだ。

多かれ少なかれ、現実社会は「玉石混淆」。

だとしたら、自分の中を“整える”。
なにかの“足りなさ”の変わりに、
“心の豊かさ”、“余裕”を探求するほうが
きっとここぞというときに、役に立つと思うんだよね。

 「倉廩実ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱を知る」(管子)

 あざと・い /[形][文]あざと・し[ク]
  1 やり方があくどい。ずうずうしく抜け目がない。「―・い商法」
  2 小利口である。思慮が浅い。あさはかだ。「考え方が―・い」

ああ゛~っ、この記事を書いてるってことは、
  ・・・ちょっと何か“足りなさ”を感じてるらしい

ここから、十五分ほど
心のメンテナンス実践しま~す。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2016.4.28一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/

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