普段、おなじ毎日を過ごしていると思っても、
昨日よりは、
1日年齢を経て、経験を増やしています。
「昨日と全く同じ」ではありません。
この範囲の変化は、誤差の範囲くらいになって
怖れもなく、スムーズに変化を受け容れている
・・・といったらどう感じますか?
ところが、
大きなチャレンジ・・・しての目標達成
や、
困っている問題を解決してスッキリ
する
それを望んで、いろいろな取り組み
コーチやカウンセラーさんを雇って
新しい未来、新しい自分になる
・・・しようとしたとき
それがスムーズに行かないときがあります。
例えば、たばこを止めたい方が
「何度も禁煙したことがあるから大丈夫」
といって、禁煙と、禁煙失敗を
繰り返すように
せっかく起こした変化、
手に入れた新しい自分を手放す
・・・なんてことが起こってしまうのです。
昔風の師匠であれば
「腹がくくれてない」とか「意志が弱すぎる」
と叱咤でもするところでしょうが・・・
コーチとしては、
「まだ、変化する準備が出来ていない」
のだなぁと思うわけです。
元の状態を手放して新しい自分になる
という自分自身への説得が
まだ終わっていない・・・そういうことのようです。
コーチングのやり方として
新しい自分で生きる事の魅力を一緒に
イメージして・・・何が何でも欲しい!!
あるいは、
このままの自分で生きることの害悪を
確認して・・・何が何でも変わりたい!
のどちらかを
まさに“ありあり”と体験することで。
変化へのモチベーション、変化への
燃料を手に入れるわけです。
…「元の状態のままいる、あるいは戻るのは
なしだよね」
と言う自分自身との合意を創るわけです。
私達は生き物として、変化については
良くも悪くも、怖れ…リスクを覚えますから
その意味では、自分の中の『生物』としての本音にも
「丁寧に“変化”しても大丈夫だし
“変化”が必要なんだよ」
について、丁寧に伝える…コミュニケーションすることが
大切です。
・・・どうすればいいんだろう
ですよね。
たとえば、
「変化することで、困ること、対処しておきたいこと」
あるかなぁ?
・・・どんなにわくわくしていても
どんなに勢いがあっても
一度は自分に問いかけてみましょう。
困ることがあったとしても
準備すれば良いだけ。
なければ、その変化は加速する。
コーチは、クライアントが安心して
加速できるように、
安全装置…変化への安全を
その人が「生き物」として覚えるリスクにも
対処できるような質問をして
サポートします。
あなたが手に入れたい“新しい自分”も
きっとあなたにフィットして力になること
納得するまで、コーチをテコ、鏡に
自分に馴染む…変化への確信を作って下さい。ぜひ。
では。
(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2018.6.20 改編)
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