「“現実”は厳しいんだ、それを直視しろ、
そんな夢物語をしてるんじゃない!」
…子供の頃、若い頃、
我が家では“現実の厳しさ”について
耳にタコができそうなくらい聞いてきました。
高校受験や、大学受験の頃も
どちらかと言えば、現状重視。
無理をしないというのが
基本線だった気がしますが
現在はどうなんでしょうか?
実際の所、
「“現実”は厳しい」
という経験知を教わるのは
今、考えてみるととても有り難い。
そう、“現実”は甘くない。厳しいんです。
しかし、想像している世界が
不可能か、夢物語かというと、
よくよく考えれば、
“現実”が厳しいことと
やりたいことが不可能かと言うこととは
実際の所因果関係はない。
なぜなら、“夢物語”だと判断した人は
それを実現する挑戦を、
挑戦はあったとしても実現を、
経験しては居ないのですから。
大人は、私達の親や先生方は、
もしかすると
「助けてやれないかもしれないぞ
(私は、実現した事がないのだから)」
という親心があったのかもしれませんし。
協力して頂けると助かるのは間違い有りませんが、
甘える、頼り切るという場面ではなくなります。
そう、
“夢物語”のような大きな夢や目標
は、ある種の覚悟、“自分”がそれをやり遂げたい
絶対に手にいれたいという、
エネルギー、決意、覚悟、が必要になります。
まさに、自分が“主体、主人公”になることが
要求される。
それこそが、
「“現実”は厳しいんだ、それを直視しろ、
そんな夢物語をしてるんじゃない!」
という叱咤激励。
ここで、その言葉に
「う〜ん、なるほどそうか」
と納得してしまっていたとしたら、
その“夢物語”は、あなたにとって、
まだ、“夢物語”のままだったのかもしれません。
まだ、“それほど”手にいれたくはなかったのかも
しれません。
つまり、親や先生、先輩の言葉を出汁に
諦める理由に使ったというのが
内心の所・・・ちょっと辛口かもしれませんが。
自分への、戒めと、これからの叱咤激励も兼ねて。
ここで、
“自分”がそれをやり遂げたい、
絶対に手にいれたいという
エネルギー、決意、覚悟が準備できれば、
あとは最後まで“やる”だけ。
もちろん、
一時撤退もあるかもしれません。
自分を整える、
チームを整える
環境を整える。
それでも、最後まで“やる”のであれば、
一時撤退は、撤退とは違う。挫折とも違う。
さぁ、ここまで、チャレンジに対する
決意と、自分の“体制”、“心”の準備ができたら
あとは最後まで“やる”やり方を
見つけて実践するだけ。
うまくいったら、おめでとう。
実現への一歩前進。
うまくいかなくっても、おめでとう。
問題点発見の一歩前進。
・・・どこかで聞いたことありませんか?
そう、
「電球が出来ない素材を10000見つけた」
と言った発明王の言葉。
まずは、自分の心の状態を
沢山の“可能性”に開いて下さい。
脳は(失敗を)怖れるとき、外部の情報を取り入れるのを
減らしていきます。
失敗をリカバリーする兆候やヒントさえ
気づきにくくさせます。
だから「(失敗さえ)大歓迎」・・・どうせ出来るまでやるんだから。
と言う心持ちでいることは、結果として、
脳が、外部の情報を、
失敗を回復する、成功のチャンスに気づく
情報を取り入れるのを増やしてくれます。
そう、世界をありのままに捉えるだけでも、
じつは「やり方は色々見つかる」可能性は高いんです。
NLPでは、自分を取り巻く情報に
「柔軟にきづく」自分のやり方を
作っていきます。
今、そこにあるものを
今、必要なやり方で活用する。
このアプローチで、NLPは
あなたの思考を、実践して
世界に具現化することを助けてくれます。
“厳しい現実”が問題ではないんです。
その現実を、“どう使うか、活かすか”が
私がこの世で、世界で、
「自分が達成したいこと」を手にいれる
鍵になるのですから。
image credit: shefkate / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2015.8.19 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe
NLPを1日で実感、実践する“ワンデイレッスン”開催中です。
https://team-awakeners.com/services/nlp1daylesson/
LEAVE A REPLY