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“伸びしろ”と付き合う・・・自分を最大限に活かす⑤

“伸びしろ”と付き合う・・・自分を最大限に活かす⑤

僕は新卒でコンピューターの
システム開発会社に入社しました。

研修期間が終わり配属の時には
「システム開発」希望を出していました。

研修中には、そうなるように必要以上に、
“プログラミング”ができることを
アピールもしていましたし、自信もありました。

が、

配属されたのは“営業”
…「営業職」という者に、良いイメージがなく
  人と話すのは得意ではない

と思っていたので、頭が真っ白に…
配属発表の日が金曜日、
当時の自分としては、最悪の週末です。

今から振り返ってみれば、
プログラミングも、素人と言えば素人
営業も当然、素人と言えば素人
なまじっか、“出来る、得意”というところに
焦点を当てすぎていたのかもしれません。

僕を営業に“欲しい”と言って下さったのは
当時の営業本部長…有り難いコトに。

営業部での歓迎会に
その本部長に、横に座るように言われ
「ひじま、おまえは絶対に営業向きなんやから」
と、当時の自分には理解できない「太鼓判」を
もらったのです。

今から20数年前。転職が当たり前になる前の話。

「なんでやねん」とブツブツ言いながらも
 理解の出来ない“絶対に営業向き”が
 なぜなんだ…というのを解明すべく
 営業マンをしていました。

…今から考えれば、
 当時地方でシステムの営業だと
 新入社員でも、上手く行くと客先の
 部長や社長に会える経験も出来ます。

 ハードルは高いものの
 なかなか“聞く”コミュニケーションを
 鍛えるにはすごいトレーニングです

お客さんであり、役職の高い方と
話をするとき…押しつけなんてもってのほか
相手が“若造の意見”に賛同してもらうためには
試行錯誤が当たり前。

どうも“どうやって伝えようか”という
伝え方を下手なりにやっていたところを
配属前の役員面接で買ってくれていたようです。

もちろん、即戦力ではありませんでしたが
その“伸びしろ”に投資して頂いたわけです。

今、苦手な事は、今の自分にとって
“足手まとい”になることもあります。
しかし、だからといって、一度も試さずに
“出来ない”とか“得意になんかならない”と
決めてしまうのはもったいない。

どんな素質が隠れているかもしれませんし、
試してみることで、結果として
その部分を補ってくれる仲間を見つけようと
思えるかもしれません。

その仲間に、自分の苦手な事を
サポートしてもらうためには、
苦手なりにやったことがある…経験という
共通言語があると、物事はスムーズに進みます。

分からないから、しらないからといって
丸投げをすると、思わぬ所で
仲違いや、思い通りに進まない
ってことが起こりますよ。

どんな経験も、あなたにとって
必要な事で、それを試すことは
あなたの“伸びしろ”なんじゃないかな
そう思いますが、いかがでしょう?

では。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2018.2.7 改編)

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