最短、最速とか、効率よくとか
・・・ビジネスをやっている方にとっては
時として求められることかもしれません。
その反対が、“ムダ”と呼ばれるものなのでしょう。
すると、“失敗”というのは、“ムダ”の最たるものの一つ
エジソンの名言
“わたしは今までに一度も失敗をしたことがない。
電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ”
というのは“ムダ”自慢ということに・・・。
エジソンの言葉に、“私達の世界を豊かにするヒント”が
あると思うんですよね。
エジソンの“電球開発”の研究は、
もちろんその最終到達地点は、“点灯する電球”だったとすれば
“電球が光らない”という発見は“ムダ”です。
しかし、それらの2万回の実験結果を
“電気を流したときにそれらの素材はどんな振る舞いをしたか”
についての研究結果だとしたらどうでしょうか?
・・・電球開発には回り道だったかもしれませんが
電気と素材との関連性の基礎研究とすれば
貴重な情報が得られる成果といえるんですよね。
実際、電球の素材(単に光るだけではなく、明るく長持ちするもの)を
探求する中で、エジソン効果と呼ばれる、
後に真空管(例えば高級なオーディオで使われるような部品)発明の
基礎となる発見がされたんですよね。
そう考えると“ムダ”は侮れないって思いません?
もちろん、私達の生きている日常には
時間や場所に始まって、いろいろ制約があります。
・・・ムダが許されない場面もあるでしょう。
しかし、“ムダ=悪”としてしまっているとしたら
人生の何十%か、新しい発見や、新しいチャレンジへのチャンスの何十%かを
見落としたり、拾い落としているかもしれない
そうおもうんですよね。
・・・あれっ、そう考えると“ムダ”を出来る余力を作るために
どこかの“ムダを省く”ことも必要になるってこと?
“ムダ”には、良いも悪いもなく、
今それ(ムダ)をする余地があるかどうか、
自分自身で確認して、
どうぞ、あなたの人生を、あなたの発見やチャレンジを
豊かにする“ムダ”ができる余地を創ってみるのも
良いと思いません?
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.2.6 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/
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