【今週のひとこと】
正当化するよりも、結論に達する方がもっと楽しいものだ。
(マルコム・フォーブス/フォーブス誌の元発行人)
It’s more fun to arrive a conclusion than to justify it.
Malcolm S Forbes
小さい頃から、ついつい“言い訳”したくなること
1回も経験がないという方はいらっしゃらないんじゃないかと
思うんですが・・・。
どんなことであれ、判断の瞬間、
自分が“正しい”と思った(感じた)ことを
意識的、あるいは無意識的にえらんでいるのですから、
それを“ダメ出し”されると、
自分の意識的、無意識的な判断、判断基準を否定された
と思い・・・結果、自分自身までもが否定された
そんな思いになりがちです。
誰かの非難、否定が、自分の存在を脅かす感覚を
呼び寄せるわけです。
それを守るために“言い訳”、すなわち正当化が
始まります。
…それは、それで、キツイと感じる場合もありますが。
しかし、その非難、否定は、決して
あなたの存在を否定している訳ではない
ということも、また事実。
あなたの判断、やその判断による行動結果について
非難、否定をしているのです。
(渦中にいなければ、気づくことができることですよね)
そこで、『そもそも』を考えてみると、
相手が『ダメ出し』したということ自体、
自分にとって望んでいたことかどうかを
考えてみませんか。
別に気にならないとか、望んだとおり(ケンカ中でしょうか?)
であれば、「非難、否定」そのものを
気にする必要はないはずです。
一方、相手にも「承認」して欲しかったの
であれば、承認されなかった判断や行動は
望ましい結果を手に入れる為には、変える必要がある
ものであったということ。
特段、守らなければならなかった判断や方法、行動
ではなかったと言うこと。
というように「そもそも」どんな結果になれば良いんだろ・・・
に立ち戻れば、必要以上の対立は不要となると思いませんか?
どんな関係であれ、行動すれば、発言をすれば
相手はそれに対し、何かしらの反応をします。
その“反応”は、あなたにとって、相手にとって
「非難」であれ「承認」であれ、
反応の対象や理由があります。
ですから、相手そのもの自分そのもので
対立する必要はありません。
起こっている、現象(例えば対立)ではなく、
そこの仕組み、メカニズムを知るだけでも
随分、物事が楽に、スムーズに進み始めるはずです。
そう、相手のとの対立を越えて、あなたの望む結果に向けて。
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2015.1.12改変)
http://ameblo.jp/awakeners
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