アインシュタインが「相対性」について
こんな名言を伝えてくれています。
『熱いストーブの上に一分間手を載せてみてください。
まるで一時間ぐらいに感じられるでしょう。
ところがかわいい女の子と一緒に一時間座っていても、一分間ぐらいにしか感じられない。
それが相対性というものです。』
私達の周りは、相対性だらけです。
雪が吹雪いているような
寒い外から帰ってくると、
家の中は暖房がついていなくても
暖かく感じます。
しかし、そんな時期に
暖房を付けないとやはり寒い。
私達の感覚自体が、違いを見つけて気づく
様に出来ているからです。
先輩方に言われた事があるかもしれませんが
「上を見たらきりがないし、下を見てもきりがない」
・・・分相応にという教訓を伝えてくれるときの
言葉です。
「比べること」は、意識してそれをしないと
余り役に立ちません。
例えば、野球選手とサッカー選手
どちらがすばらしいですか?
何て質問をしても、どんな基準で
何を比べるかが決まらなければ
その結果は、ほとんど意味をなしません。
ところが、私達が自分自身に、自信が持てないとき
こんなコトをやっている可能性が
少なくないのです。
僕は、NLPトレーナーですから、
ウサイン・ボルトより足が遅いことを
悲観する必要はありませんよね?
そんな風に、まず、自分がどうありたいかを
決めなければ、
世の中の人全ては、ボルトより足が遅いから
ダメなんだ~。
てなことを思っていることと大差なくなってしまいます。
一方で、相対性というのは、
便利でもあります。
とても疲れて重かったときに、ふと、さっきよりも
身体が重くない、少しは軽くなっていることに
気づく。
すると、そろそろ、回復し始めたかなぁ?
そんな風に思えたりします。
自分と自分との「相対性」を活用してみることが出来ます。
そして、可能ならば、「良くなっているところ」に
意識を向けて見る。
昨日より「気分が清々しい」、「おもしろい」
「できる。」「展開が速い」
相対性が存在することに気づくと
じつは、自分がそう感じたいように感じることが出来ます。
時間が長いな~と“感じる”とき、
よくあるパターンは、面白くない。つらい。
・・・おもしろみを見つけたり、なるべく苦痛にならないやり方を探すのに興味を持つ
これだけで、その時間は考えることが沢山で
あっという間に過ぎるでしょう。
時間があっという間に過ぎるときは、
きっと充実しているはずですから
特に・・・とはいえ、次回はその時間で
満喫したいことを予め計画しておくのも
良いかもしれません。
私達が相対性の中で生きている
私達は良きにつけ悪しきにつけ、“比べて”しまう。
としたら、そのな比べるの
“なに”と“どのように”とは、私達が
気づいて、選べるはずです。
これが人の感覚の「相対性」です。
どうでしょう? アインシュタイン博士?
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.2.25 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/