【今週のひと言】
楽観主義者は、ドーナツを見て、
悲観主義者はその穴を見る。
(オスカー・ワイルド/アイルランド出身の詩人、作家、劇作家)
The optimist sees the doughnut, the pessimist sees the hole.
Oscar Wilde.
物事には、望ましい側面と望ましくない側面とが
必ず生まれます。
“生まれます”というのは、それは、それぞれの
立場によってもまた、その側面の割り振りが変わりますよね。
というのは、状況が、ものの見方を変えてしまうからです。
元の名言で想像されるのは、例えば空腹のとき。
楽観主義者は「あぁ、ドーナツが食べられるうれしい」
悲観主義者は「あぁ、穴の分足りない悲しい」
といったところでしょうか?
しかしながら、状況がダイエット中であったら、
楽観主義者は穴を見てこう言うでしょう。
「穴の分、カロリー控えめだ、うれしい」と。
悲観主義者はドーナツを見てこういうかもしれません。
「また、食べてしまうじゃないですか…」と。
ドーナツがあっても、無くても
穴があっても、無くても
悲観/楽観は、ものの見方、とらえ方のクセのようなもの。
本当は、必要なとに気づいて、使い分けられるのが
良いと思いますよ。
なにしろ、楽観主義者であろうと悲観主義者であろうと
食べられるのは、ドーナツ(の生地の部分)であって
穴は食べられませんから…
さぁ、その事実を、どのように捉えて、
どのように活かせる発想でいると、あなたの一週間に
役に立つ、あるいは、問題を避けられると思いますか?
いずれにしても
どうぞ、良い一週間をお過ごし下さい!
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2014.4.28改変)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
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