地球がまだ球体だと信じられ始めていた
大航海時代真っ直中の15世紀のヨーロッパ
“東方”見聞録で語られた幻の国を目指して
西に向かった探検家・・・そうですねコロンブスです。
彼の前にはまだ、地球が球体であることを
体験的に証明した人はほとんどいなかった時代。
21世紀の現在も私達の住むエリアが“極東”と
呼ばれていることを考えると、
多くの人がコロンブスにツッコミをいれたのは
想像に難くない所かもしれません。
「東を目指して。何で西に向かう?」と。
しかし、その結果、ヨーロッパと極東との間にある
新大陸を発見することになったわけです。
もっとも、彼自身船乗りとしての経験からも、
地球が球体らしいことを推定していたようです。
その仮説に加えて、“当時の最新”天文学、地理学の研究を
重ねて、西回り航海が可能だという確信を得たようです。
そして、その確信を元に援助者を説得し新大陸発見の
航海を実現しました。
…最初は滑稽とも思われる、場合によっては“妄想”と
言われてしまうような望みであったとしても、
そこに、“それに辿り着くため”に
何があれば、何が分かれば、何を無くせば
辿り着くか、実現するかに意識を向け続けることで
私達には、必要な情報、必要な出会い、思いがけない
アイディアが浮かんでくるものです。
じつは、私達が生きているこの“現実”世界は
かなり豊かなのかもしれません。
そして、私達が気づいているのは、
その一部にしか過ぎません。
私達の日常を豊かにした
青色LEDが実用化されたのはつい20年ほど前。
その開発に使われた物質は、元々この地球にあったもの。
その物質がどんな組み合わせでどんな性質を持っていたかを
私達人類が気づいていなかっただけ。
それを、2014年のノーベル物理学賞を受賞された
方々が研究を重ねて、実証したということです。
私達は、まだ私達の住んでいる世界について
“知らないこと”が沢山あるとしたら、
ちょっと、ワクワクしませんか?
私達は「自分が叶えたい夢」を持っていい存在です。
私達は「自分が叶えたい夢」の叶え方を発見していい存在です。
そして、
私達は「自分が叶えたい夢」の叶えていい存在です。
実は、自分の生きているこの世界に
もう既にある「自分が叶えたい夢」の“材料”を
発見する一歩を踏み出すことができます。
…コーチは、あなたの「叶えたい夢」への航海を
そして、実現のための“材料”を発見する冒険の
頼りになる相棒です。
あなたは船長として、その航路を進んでください。
その航海を助ける、羅針盤や海図をお届けします。
では、また来週。
(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2014.12.24改変)
LEAVE A REPLY