ぼくらはみんな いきている
いきているから かなしいんだ
先年、やなせたかしさんがお亡くなりになりました。
アンパンマンの作者として知られていますが
私達の多くが知っている「手のひらを太陽に」の
作詞者でもあります。
ひさしぶりに歌詞を観てみると
「いきている」への喜びや感謝の
様なものが感じられる気がします。
小学生の時には、そういうことに
気づけませんでしたが、
それから数十年経って、
沢山の喜怒哀楽と出会った今、
「いきている」ことへの想いが
今回のニュースをきっかけに
改めて、自分の事として触れることが
出来たような気がします。
いきているということは、
変化し続けているということ
現在、過去、未来に、問題や課題が
無かったとしたら、悩むことはないでしょう。
また、今悩んでいる悩みについて考えてみて
「それがどのくらい、どのように悩ましいのか」
改めて確認して、「大したことはない」と
気付けたとしたら、悩むことはありません。
一見、おなじことについて考えていたとしても
見直す、考え直す、捉え直すことで
元にあった“悩み”が“課題”に変わったり
“注意点”に変えることができます。
いきている私達だから、
考えを固定し続けることもできますが、
考えを柔軟に変えることもできます。
・・・もしかすると、本来的には
“悩む”ことを“止め”られたり
“悩む”ことを“味わ”ったり
“悩む”ことを“楽し”むことさえ
出来るかもしれません。
このこと自体、私達が“いきている”からこそ
自分自身の行動、思考を、主体的に
自分で決められるという証拠ではありませんか?
環境や状況にふりまわされる前に
周りと自分との接し方を準備できる
ビジネスだけでなく、イベントや旅行を
実施する前に、シミュレーションを
しますよね。
先々に起こりうることをあらかじめ
確認しておくための方法です。
そのシミュレーションで気づいていなかったことを
“想定外”の事として、慌てることに
なります。
よくよく考えれば、その時点で、
シミュレーション結果が、(気づいていなかった)
状況に振り回されている事になります。
プロジェクトや大きな仕事であれば、
シミュレーションの前提の調査やシナリオを
全て把握するのは難しいことかもしれませんが、
もし、これが私達自分自身のことに
落とし込んでみて考えるとどうでしょうか?
自分が、出来ていること、出来ること、
これから出来るようになること
得られる周りの協力、を知る。
これだけでも、ずいぶん“状況”に対応する
事ができないでしょうか?
さらには、
“慌てない”、“焦らない”、“諦めない”
こんな心の状態を、いつでも準備できる
様にしておく。
これでも、ずいぶん“状況”に対応する
“自分”の対応力を高める事ができないでしょうか?
これこそが、私達がお届けしたい
“キャリアデザインのためのNLP”
あなたの人生の旅路、冒険を
支える“力”を学び、身につけることなのです。
・・・“いきている”から悩みは起こります
“いきている”から不安も生まれます
あなた自身を見つめてみれば
そこには、本来それをこえて、進む“力”
があります。
まずは、週末の時間を、リラックスして
迎えることで、一度、その力を見つけてみるのは
如何でしょうか?
では良い週末を。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.10.18 一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html
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