【今週のひとこと】
もし、君がだれかを説得したいのなら、
知性よりもむしろ、興味に訴えなければならない。
ベンジャミン・フランクリン
If you would persuade,
you must appeal to interest rather than intellect.
Benjamin Franklin
「分かってんだけどねぇ～」
という苦笑い込みの言い訳
… 図星であればあるほど
言われて耳が痛い
とはいえ、今実際にやっている
（あるいは、やっていない）行動を
“選択した”わけで。
選択するからには、
選択する“メリット”…利点がある
と考えた方が自然です。
仮に
「ああ～もう、わけわかんないし」
と
“考えるのを投げ出す”
のにもそれなりの“メリット”がある
はずなのです。
ただ、実のところ
その“メリット”が、
万人受けするか、自分にとってかは
分かりません。
よくあるのが
よくよく考えてみれば とか
結果的には とか
…後でわかるものだって少なくない。
それでも、その瞬間瞬間には
“よかれと思って”
選択していたのですよね。
この“よかれと思って”レベルの“利”で
私たちは行動を選んでいるようです。
言いかえれば、
理路整然と論理的に説得したからと言って
納得してもらえないときは
もらえないし
理路整然と論理的に説得しないと
納得してもらえないときは
もらえない。
ただ共通して言えるのは
相手がどのように“利”を感じてくれるか
って事な訳です。
あとは、
“ロジカル”だろうが
“フィーリング”だろうが
相手にとって“そう”思えるかどうかが
ポイントなのですよ。
で、
これが、自分の中で起こると
「◯◯したいんだけどさ、できないんだよね～」
というジレンマ、葛藤の状態です。
一人二役だから、気をつけないと
どっちを選んでも
自分を責めるという、事が起こりますから。
人の説得も大事ですが、
今年は、自分への“説得”も
ぜひ丁寧にして見て下さい。
「一人二役…ややこしいわ！」
というときには
声をかけて下さい。
コーチとしてあなたの中の両名が
納得いくまで対話するお手伝いも
出来ますから。
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2018.1.8 改変)
https://ameblo.jp/awakeners
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