“自動運転”は“楽”ちんだ!
洗濯機、調理器、さらには、自動車
昨今のAI(人工知能)技術の発達で
“自動”で塩梅良く結果を作る仕組みが
実用化されています。
何が楽って言えば、
経過を観察して、調整(操作)をしていなくて
いいということ。
その機器が“自動運転”をしてくれている間
私達は、別のことに注意を向けられます。
もちろん、休息に充てることもできます。
まさに、“自動運転”バンザイ!
だったりします。
なにもトラブルがなければ・・・
“自動運転”は勝手に結果を出してしまう
自動運転の機器にも、弱点があります。
それは、状況の変化を捉える範囲を超えた
変化には対応できないということ。
つまり、人が任せた以上の変化対応は
できないということ。
ですから、特に、実用化されると
人の生命に関わる“自動運転車”の開発では
起こりうるトラブルを実証実験という形で
情報収集が進められています。
…その情報の精度、それを判断する
判断方法(プログラムの精度)が
その“自動運転”の出す結果
(例えば、どんな状況でも、事故無く、
安全に目的地に到達する)
を支えます。
その情報が準備したプログラム想定外で
あったとしたら…当然望んだ結果は出ません。
仮に、あなたが
単にその“自動運転車”のユーザーだったとしたら
「どうして、たどり着けないんだろう
“自動運転車”なのに…」
こう思うでしょう。
そしてこうも思うかもしれません
「“自動運転車”なのにどうなってるんだ
壊れてるんじゃないのか?」
と。
しかし、“自動運転”の仕組みはこうです。
「制作者がそれを作ったように機能している」
ということ。
このとき、自動運転車は、
作られたとおりに、誠実に
プログラムされた結果
“自動”で出した
だけです。…壊れてはいません。
すると、この障害を解消するならば、
走る道路の環境からトラブルを排除する か
トラブルに気づくセンサーと対応するプログラム
を新たに準備する(改変する)
必要があるということです。
私達の中の“自動運転”も再点検してみよう
もうすでにお気づきだろうとおもいますが、
上の例でいう“自動運転(車)”は、
私達の思考パターンや判断のクセのこと
NLPの頭文字で扱っているところの
P…プログラムの例になります。
何かに対して“許せない”と思ったり
自分に対して“自信が持てない”と考えてしまう
これも、評価の自動運転です。
これらの判断をするときのことを思い出してみて下さい。
何をどう捉えたから“許せない”と思ったか
何にどう気づいたから“許せない”と考えたか
明確に気づいていなかったのではないですか?
あるいは、立て板に水のごとく
スムーズにその結論に至ったのでは?
これが“自動運転”です。
そのままだと途中過程を、気づくこともありませんし、
気づけないので、ブレーキを掛けることも、変更することも
できません。
ということにも気づいていなかったはずです。
しかしながら、
今…あるいは、これ以降、
そのこと(「ああっ、自動運転だったのか」)に、
気づいたら、自分の“自動運転”プログラムの
改変ができます。
必要があれば、高性能のセンサー取り入れるかのように、
できごとへの気づきや、五感の鋭敏さを
取り戻す練習を始める事が出来ます。
あるいは、つい“自動”でしている、
発想のポイントを辿って、
望んだ結果が出ないという不具合が
起こる点を見つけて、修正、対応することが出来ます。
私達の“自動運転”は、これまでだったら、
経過を観察して、調整(操作)をしていたところを
いわゆる“無意識”にお任せしたということです。
だから、一旦、意識的に…わざわざ
経過を観察して、調整(操作)をして
新しい運転プログラムを作れば良い
ということなのです。
って、いうのが、NLPのスキル、モデルを使って
自分の使い方をバージョンアップする
概要です。
大きく言えば、
1.自分(あるいは相手)に興味を持って気づく
…その為に五感を鋭敏にする
2.気づきの中から
結果を得るプロセスとは違う部分、
問題なくいくプロセスとは違う部分
を見つけ新しいプロセスを作る
っていうのがNLPプロセスです。
自分の取り扱い説明書といわれるのは
NLPで、自分の働きを設計、再設計出来るから
…私達自身は一人一人
つかいこなすだけの価値ある存在なんですよ。
では。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2016.11.11 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
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