自分の好きなことだけを
やっていられたら、いいよね~。
と思うときがあります。
が、本当にそうなのかなぁとも思います。
どんなに甘いものが好きでも、
長い時間食べ続けていると、
口直しに、何か塩っぱいモノが
欲しくなるみたいに(笑)
チームや仲間、組織、社会の中に生きていると
好むと好まざるとに関わらず
ある役割がまわってくるもの。
それが、
苦手だったり、やりたくないことだと
まぁ、苦痛に感じる。
ここで一つ、考えておきたいことがあります。
仮に、自分に取って“やりたくない”ことであったとして、
その“こと”は、全体から見て、
やらなくて良いことなのか
あるいは、やるべきではないことなのか
ということ。
あなたの“やりたくない”が、
本来的、本質的に、
“必要ない”/“してはいけない”
事に対する反応だとすれば、
それは、“しなくていい”、“すべきではない”
のかもしれません。
ただ、それが
“苦手だから”、“面倒だから”
あるいは、
“上手くできるか分からないから”
というように、
本当は、“しなくちゃならない”
事に気づいて、
“やりたくない”
と言っているとしたら
それは、“しなくていい”、“すべきではない”
にはならない。
そう、あなたにとって、
「やりたくないことをしなくちゃならない」ことが
存在しうるのだということです。
そんなときどうするか・・・です。
あなたにとって“やりたくないこと”は
実はそもそも“誰かがやる必要がある”ことだ
ということを基盤にして考えることです。
例えば、
あなたがそれをすることに
“価値”はないでしょうか?
あなたがそれを熟達することに
“意味”はないでしょうか?
そうでなくても、“誰かがやる必要がある”
ことなのですから、
あなたが、それをやるに相応しい誰かを
見つけたり、習熟してもらう
としたら、
あなたにどんなことができるでしょうか?
実のところ、
“誰かがやる必要がある”ことで、あなたのやりたくないこと
にあなたが関わったとしたら、
あなたには、そのことと何かしらのやり方で
関わり続け、完遂させる役目があります。
ただ、あなたが習熟したり、自らやる方が
価値があるのか、
誰かにお願いして、代わりに完遂してもらう
ことができるのかをするのは、
他の誰でもない、自分自身だったのだ。
とそのことに気づいて受けとめることが、
やりたくないことをしなくちゃならないとき
の最初のステップなのです。
その結果、
自分でやるのか、誰かがやるのかは
次のステップ。
いずれにしても、あなたが
関わった“やりたくない”と思ったことに
けりがつくまで関わること。
全ての人が、万能であったり
何でもできる人ばかりではない
けれども、色々な事を成し遂げられるのは、
実際に自分がそれそのものができることよりも
“完了”させるまで、あらゆる手段を見つけ
講じることができるという力なんです。
なにはなくとも、“引き受ける”ことを決めたら
そこには、何かしらの実現策を探りに行く
私達の潜在意識の働きがありますから。
・・・思った以上に期待できると思いますよ。
やりたいこと“だけ”をするために
どんな風に、あなたにやってくる“役割”を
交通整理するか、ここが、腕の見せ所
ってことかもしれませんね。
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.11.3一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/
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