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リスクを最小にするポイントはなにか・・・自分を最大限に活かす③

リスクを最小にするポイントはなにか・・・自分を最大限に活かす③

人生を何十年か生きていると
振り返ってみると
 「何が幸いするか分からんもんだなぁ」
と思う経験がいくつか(も)あります。

一方で、
人の思考や生き物としての性質として
(命の)危険を避けよう
とする働きがあります。

リスクを回避しようとします。

“可能性”という話をすれば
普段、何気なく道を歩いていても
肉離れなどのケガをすることは
あり得ます。

なぜなら、歩くためには
足の筋肉を伸縮させて動かすから。

歩いていれば、
咄嗟に何かが飛んできて
それを避けようと
無理な体勢や、無理な方向に
筋肉を動かす

あり得ないことではありません。

それに備えてする準備運動でも
理に適ったやり方をしなければ
ケガは“起こり得”ます。

 “起こり得”るんです

このことを知っていることそのものが
まずは、リスクを最小にする第一歩かもしれません。

…私たちにとって、最も“恐ろしい”もの
 “不安”に思うもの

は、“想定外”の何か

なのです。

ですから、むしろ、
何が起こりうるかということを
知っておくことは役に立ちます。

加えて、

それが起こったときに
何が出来るかを点検しておくこともまた
大切です。
…当然ながら、今の自分ができること

 無いものねだりや、誰かへの期待

ではリスクは回避できません。
誰かに依頼をするとしても
その「結果、結末」までを想定する必要が
あります。

リスクを最小にするためには、
「リスクを最大限知って
 対応を準備しておくこと」
が良さそうです。

現実世界は、なにもせずに
一秒たりとも“現状維持”されるものは
ありません。

今、この瞬間も
私たちは、変化しています。
新陳代謝もしますし
周りの空気も流れます
血液も循環し
肺には毎回違う空気が出入りします。

現状維持することそのものも
“変化”であり
“変化”が起こると言うことは
いずれにしても、
何かしらのリスクがそこに存在する
ということ。

そのことが腑に落ちたとすれば、

あとは、
どれだけ起こりうることに気づけるか
そして
その起こりうることに準備、計画ができるか
ということ。

人が生きると言うことは、
誤解を恐れずに言えば
リスクに対応しながら、自分の望んだように
生きると言うこと

リスクに対応するには
自分と自分の周りの環境に
興味を持っておくこと

…今できることがあります
 自分が望むように生きる為に

もし、選択肢が足りないとき
視座を変えるチャンスなのかもしれません
コーチはそんなときに
あなたにとって十二分に機能するはずです。

ではまた。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2018.1.24 改編)

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