“言い訳”というと、どうでしょう、
僕なんかは、その言葉に良くない印象が
あります。
というのも、子供の頃
「言い訳しないで、ちゃんと謝りなさい」
と、理に適ったことから、そうでないことまで
何度も叱られたからでしょうね。
そんな風に“言い訳”をしてはならないと思うと
言葉の表現は、そう言う印象を与えないようなモノに
変容していきます。
それが、“できない。”という表現です。
もちろん、“出来ない”のには理由があります。
物理的条件が、技術的条件が、
あるいは時間的条件が、
実現を許さない事もあります。
しかしその中には、
「自分的的条件が、実現を許さない。」
場合があります。
直訳すれば、
“やりたくないから、できない。”ってこと。
さらに言えば
“やりたくないからしないんだ。空気読めよ。”ってこと。
ちょっと乱暴ですが、ときどき私たちが覚える
“できない”の感覚は要注意。
あなたが、あなたの中の制約事項で
物事の可能性を、“削除”してしまっていたかも
しれないのです。
すると、
「本当はやりたいんだけどね、出来ないんですよ」の中には、
「本当はやりたいんだけどね、やりたくないんでできないんです。」
「本当はやりたいんだけどね、
やりたくないんでしないんですよ、察してください。」
って想いの時があると言うことなんです。
“したくないことを察して欲しい”想いには、
もしかすると自分も気づかないまま・・・
・・・これは、私たちが少なくとも言葉を
日本語を使っていれば起こること。
自然に自動的に言葉を理解する
私達の中のプログラムが正常に機能していると言うこと。
ところが、自分の中では、
想いの整合性がとれていないので
モヤモヤするし、イライラするし
進まないし、解決しない。
と感じてしまうわけです。
・・・そこで、何回もお伝えしているかもしれませんが
“自分”と相談、“自分”の本音を知る
自分とのコミュニケーションが
必要になるんです。
そう、“わがまま”と思えるエリアも含めて
自分の“本音”をしっかり知っておく。
“わがまま”そのものは問題ではありません。
それが、他の人の“わがまま”と競合するから
そこに“交通整理”が必要となる。
それを“対立”、“葛藤”と呼び、問題と
捉えてしまっています。
緊急度と重要性との兼ね合いはありますが、
そこに必要なのは“交通整理”。
どんな風に互いの“わがまま”を共存させることが出来るか。
私たちが使いうる、時間、空間をフル活用して
解決する方法があるのです。
だからこそ、自分の“本音”を捉えておく。
やりたい想い、やりたくない想い、
それぞれを尊重して、その両方をまずは
受け止める。
私たちの脳の処理能力が低かったら、
こんな、相反する想いを同時に処理する
必要は無かったでしょうが、
それは、私たちの脳、意識の能力の高さゆえ。
ありがたく活用しましょうか。
そう、脳と意識の脳力の高さを“言い訳”にして。
その活用方法の一つとして、
僕は、NLPのアイディアで
自分の“想い”・・・わがままを
“協力してもらえるわがまま”
“祝福されるわがまま”としてみんなで実現する。
そして、同時に周りの人の“わがまま”も
サポートできる次の誰かの“上手くいく”の実現を
お手伝いできる人を増やして行きたいと思っています。
自分のために生きる、結果、あなたの大切な人に
喜んでもらえるような、自分とのコミュニケーション、
自分らしく毎日を生きるやり方を強化する技術として
NLPを中心とした内容をご提案、お届けしていきます。
image credit: fotoknips / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2015.5.20 一部改変)
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