【今週のひとこと】
「海からの恵みのように、直感が私に何を与えてくれるかって
思いながら毎朝起きることには、いつもワクワクするんだ。
私は、直感と共に生きているし、直感を信頼しているんだ。
直感は、私の相棒だよ。」
(ジョナス・ソーク/アメリカ合衆国の細菌学者、医学者)
“It is always with excitement that
I wake up in the morning wondering
what my Intuition will toss up to me,
like gifts from the sea.
I work with it and rely on it. It’s my partner.”
Jonas Salk
“勘”とか“直感”というとどんな印象を持ちますか?
根拠がない、いい加減なものって感じをもつ
方もいらっしゃるかもしれません。
もっとも、その“感じ”というのも
一種の“勘、直感”…
“直感”は、瞬間的な判断には
とても役に立つものだそう思います。
自分にとって慣れた物事や、得意なことについて
思い出してみて下さい。
何も意識することなく、
身体や視線、言葉が出てきませんか?
“直感”は、私達が何気なく・・・つまり無意識で物事を
観察し、捉え、理解し、考え、判断する
っていう手順を、意識することなく
気づかない間に処理をしていた結果だとしたら。
つまり、とっても習熟した、得意なやり方だとしたら
どうでしょう?・・・すごくないですか?
もっとも、
「根拠がない、いい加減なもの」って
感じる方がいるのは、ちょっとしたわけがあります。
“直感”って、“言葉”のように明確なのではなく
“感じ”と言ってしまうような、あいまいなものだったりします。
その“あいまい”を、明確に使いやすく“言葉的”に
翻訳することになれてないと、翻訳された結果が
もともとの“直感”と違うものになっていたりするんです。
つまり、直感がどうこうというよりも
気づき・・・“言葉的”な意識に伝言するときに
誤訳が起こっていると思うんです。
なので、これは提案です。
どうぞ、あなたの“直感”を、あなたの“相棒”に
育て上げてみませんか?
もちろん、
“直感”の優れた部分、
“思考”の優れた部分がありますから
その2人を相棒にすれば、まさに
鬼に金棒。
・・・昨年の大河ドラマの「真田丸」の初期のシーン
草刈正雄さん演じる昌幸が、
「信之(大泉洋)と信繁(堺雅人)2人合わせて一人前」
と兄妹の絆を諭していましたが、
真田氏という小さな勢力が賢く立ち回るために、
“直感”と“思考”の力が必要だと考えていた
(と少なくとも三谷幸喜さんは描きたいと思っていた)
んです。
実際、思考も直感も、その両方は“自分”なのですから
両方を上手に、活かさない手はありませんよね。
どうぞ、良い一週間をお過ごし下さい!
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2016.2.29 改変)
http://ameblo.jp/awakeners
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