たとえば、
限られた時間で決断しなければいけない場合、
時として“消極的”な選択に陥りがちです。
例えば“消去法”。
自分にとって、その選択肢の良いところが
分からない。それでも選ばないといけない・・・
つまり、
メリット(利点)を取るのではなくて、
デメリット(欠点)を避ける。
ひとつのやり方です。
ところが、それが行きすぎると、
人生の多くの選択を
“デメリット(欠点)”選択をしていませんか?
つまり
「より、悪くない、マシな方を選ぶ。」
ってこと。
ときどきであれば、良いのですが、
日常の、人生の、選択の多くを
「より、悪くない方を選ぶ。」
「より、リスクのない方を選ぶ。」
ばかりをしていると、
“選択”の結果には、動機づけ、モチベーションを
持ちにくくなります。
すると、本当に必要な選択にも
できたら“選びたくない”ということに
なるのかもしれません。
つまり、選択=辛いこととなっている。
人生は、大きな転機のみならず、
日常が、選択の連続ですから、
日常が、人生が“辛い”ってことに
なってしまうかもしれません。
これは、もったいない。
なぜなら、私達の遭遇する出来事は
良いこともあれば、そうで無いこともある
はずなのに・・・。
どちらを選んでも「いい」のではなく
どちらを選んでも「悪くない」なだけ。
だた、ここには私達の“気づき”の
トリックがあります。
一般論として、どんなことにも、
メリット(利点)と、デメリット(欠点)とが
あります。
そして私達の認知として考えると、
そのどちらに気づくかというのは
その物事と自分自身との関係と、
自分自身の“気づき方”のクセが決めます。
つまり、私達が“どのように”
選択肢の特徴、性質に気づくか、が
「いい」と「マシ、悪くない」との違いをつくっています。
考えてみてください。
「マシ、悪くない」って選んだとき・・・
必ず、不満や、不安に気づいてませんか?
どちらを選んでも、不満や不安がある前提の
人生の選択、日常の選択・・・
うれしくないと思うのですが、いかがですか?
私達は、実際に起こっていること、起こることで
一喜一憂をする以上に、
その出来事について
“私”が“どのように”知っているか、気づいているかに
一喜一憂しているんです。
そのことに思い当たることがあれば、
ぜひ、自分の“気づき”の仕方に
気付いてみて下さい。
そして、そのパターンを変え始めてみて下さい。
そんな、わたしたちの“気づき”のパターンと
その原理とを学んで、自分で自由自在に
つくったり、変えたりする。
そのやり方として
NLPをお伝えしています。
それを
創造性といえば、創造性ですし、
対応力といえば、対応力です。
そう、あなたから可能性が失われたわけでは
ありません。
ただ、あなたの“気づき”のパターンに
工夫が必要になっただけのこと。
数十年前、あなたにとって、
毎日がドキドキ、ワクワクだった
子供のころのように。
あるいは、自分の大好きなことを
やっているときのように。
あなたが使っている、自分を元気にする
あのやり方を、あなたの必要な文脈で再構築です。
・・・それも、以前は、当たり前にしていた
あのやり方も、今の自分が
具体的に行動できる、ちょっとした違いを
意識的にも、無意識的にも作り始められる
やり方。
これも、僕が春からお伝えし始める
NLPコースでも織り込んでいきますね。
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.6.9 一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/
Team-Awakeners ひじままさきのNLP/コミュニケーションワークショップ
こちらのHPで紹介しています。→ https://team-awakeners.com/
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