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◇“こんなはずじゃなかった”の扱い方

◇“こんなはずじゃなかった”の扱い方

東京に引っ越してきたばかりの頃。

一度行った地下鉄の駅で、
あまり気にせずに、A○出口にでてみる。
A何出口だったろうか、ここはうろ覚え。
出口から地上に出ると・・・

 あれっ?ここどこ?
 ・・・○○駅だよね。あれ?ここどこ?

こんなはずじゃなかった。
この前行った、○○駅のA○出口。
A何出口は、確かにうろ覚えだったけれど・・・
こんなはずじゃなかった。

一度行っていたから、安心していたのに
間違えてしまうと、
かえって、初めて行くときよりも
意外に心理的ダメージが大きい。

そう、問題が大きいのではなく
心の状態が、問題を大きく感じさせる
・・・経験的にお気づきですよね。

「こんなはずじゃなかった」を感じた
 ときには、私たちが捉えている
 問題は、その実体よりも
 過大評価をしている可能性が高いのです。
 ・・・心理的ダメージのために。
   
これも、また私たちが、
そのときどんな心の状態であるかが
問題の大きさに影響を与えているということ。
問題解決へのモチベーションに影響を
与えていると言うこと。

 昔、いわれた「気の持ちよう」というのは
 ときとして役に立ちます。

この時に対応するやり方を提案します。

 前回の「mood」を変えるとういう方法。
 たとえば、気付いている「問題」が
 あなたの、近くにあるか、遠くにあるか
 大きく感じるか、小さく感じるか
 にきづいたら、その距離と、大きさを
 変えてみる・・・これが一つのやり方。
 …moodを変えているうちに、
  ああ、大したことじゃないかも
  と気づけば、あとは、
  その「大したことない」問題を
  易々と解決すれば良いだけ。

 もう一つは、
 そもそも、「どうなればいいんだっけ」に
 視点を変えてみる、テーマを移してみる。
 まるで、テレビの中継地点をスイッチする様に。
 そこから、見たり、捉えたり、考えたり
 してみて、焦るほどでもない、
 手間はかかったとしても、それ程手間ではない
 と思えたら、あとは、
 その「それ程手間ではない」ステップを踏んで
 結果に向かえばいい訳です。

“こんなはずじゃなかった”と感じるとき、
じぶんの“予測”が上手くいかなかったことについて
ヘコんでいたりします。
 しかしそれは、あなたの向かうゴールについて
 なんら問題ではないことがほとんどです。
そこで、見事、軌道修正、元のレールに
戻っていけば、結果、終わってみたら

「上手くいったなぁ」と言うことになるはずですから。

私たちは、行動をして行く途中で、
選択を間違えることもあれば、
行動が上手く行かないこともあります。
そして、ほとんどのことを達成しています。
・・・諦めたこと以外は。

“こんなはずじゃなかった”って、感じる時
もしかすると、“諦め”かけてたのかもしれません。

そのことに気づいたら、
自分の中のmoodを変える、視点を変える。
ゴールに向かうでいい訳です。
 
その、
自分の中のmoodの変え方、
自分が見ている視点や、立ち位置を変える。
そのやり方として
NLPをお伝えしています。

なんぼなんでも、地下鉄の出口を間違えて
“こんなはずじゃなかった”と思うことは
少ないと思いますが…
遅刻スレスレだとねぇ。

そんな時にでも、
自分の中のmoodの変え方、
自分が見ている視点や、立ち位置を変えて、
結果を整えればいいんです。

・・・そんな日常的で、ちょっとした違いを
   意識的にも、無意識的にも作り始められる
   やり方。
   これも、僕が春からお伝えし始める
   NLPコースでも織り込んでいきますね。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.5.26 一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/


Team-Awakeners ひじままさきのNLP/コミュニケーションワークショップ
こちらのHPで紹介しています。→ https://team-awakeners.com/

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