自分を蔑ろにして、誰かに振り回される
相手を蔑ろにして、誰かを振り回す
もしかすると、これが
従来の(?)“自分中心”と言う言葉の
意味だったようです。
一歩引いて捉えれば、
自分であれ、相手であれ
蔑ろにされ振り回された側の人が
幸せではない
あえて言えば、ここが問題で
非難されたり、受け容れられなかったり
するポイントです。
幸せではないでなければ
“不満がある”と言う方が
ふさわしいかもしれません。
人は、“不満”を覚えると
ストレスや、怒りを覚え
その怒りの矛先を…向けられた人が
幸福ではなくなります
多くの“不満”の原因が何か
と考えると
“説明不足”、“説得不足”
ということ。
…コミュニケーションが足りていない
と言うことになりそうです。
周りの人の説得が大変だから
自分に我慢させるとか
説明が面倒だから
相手に我慢させるとか
いうのが、不幸の元ってことに
なりそうです。
ここまで、何度もお伝えしましたが
私達は、少なくとも、人間社会で
生きていますから、
私達が望むことの実現には
誰かの協力が必要です。
ひとへ協力を依頼したり、説得するのが
不可欠である
ここを“大前提”におきたいのです。
場合によっては、
自分への“説得”も必要な場合があります。
物事の実現に
ステップや時間が必要なとき
自分を蔑ろにして
説得せずに、我慢させて押し切ると
自分の中に不満がおきます
何よりも、
「自分は自分の言うことを叶えてくれない」
という公式が成立します。
お気づきですか…
これって
「自分が自分を信用できない」
って言っていることになるってこと。
…そう、「自信が持てない」の
1つの側面です。
自分が、自分のために
周りの人に協力依頼する、説得する
できる限りのことをしたら
その結果を
自分自身に伝えて説得する
ちょっと、
奇妙な気がするかも知れませんが
自分に対しても
周りの人に対しても
誠実に丁寧に、伝えること
これが結局
自分を中心にして
自分の実現したいことに
確実に近づく
ステップになるはずです。
…個人的には
自分を信用できない人が
人に信用してもらうことは難しいでしょうし
自分を説得できない人が
人を説得することは難しいと思います
ここをごまかさずに
丁寧にお願いしたり、
説得したりする
自分を中心に置いて
じっくり歩を進める。
これが結果あなたの本当に手に入れたいこと
仮に、ハードルが高くても
それを手に入れるやり方です。
コーチは、その伴走者として
あなたの伝えたいことを
あなたの伝えたい形にする
翻訳のサポーターとして
機能します。
次回からは、また新しいテーマで
お伝えします。
7回にわたって
お付き合いありがとうございました。
(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2017.7.26改編)
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