“まぁ、いっか”と言った瞬間
肩の力が抜けている件
よく、iPhoneを家の中で置き忘れます。
最近は、Find iPhoneなどのアプリで
音が出てくれるので、見つかりやすくて
助かっています。
そのアプリの存在は、
“焦って、何をしたら良いか混乱”し、
さらに“焦る”と言う悪循環を
断ち切ってくれます。
・・・便利な機能は使いよう。
それに、頼り切るのは違いますが
上手に活用すると、
効果的です。
しかしながら、
全ての探しものに、Find ○○ アプリが
ある訳ではありませんし、
全ての問題に、Solve(解決)○○アプリが
ある訳ではありませんから
自分で、探す、自分で解決することになります。
“焦らず”に。
・・・そんなときに、
“まぁ、いっか”と言えたとしたら
どうでしょうか、
焦って固くなった“肩”から力が抜ける。
そして、思考や、記憶がスムーズに
頭の中を流れ始める。
結果、焦りながら探すよりもずっと早く見つかる。
井上陽水氏、斉藤由貴氏も
そう歌ってらっしゃいますよね(笑)
“焦り”があなたの力を半減させます
〜そんな事は百も承知。ですが…
焦っているとき、まずは、視野が狭くなります。
“早く”結論を出そうと思考の範囲も狭くなります。
身体はこわばり、身体の可動域も狭くなります。
これは、私達が“生物”として、
「身を守る」ときの身体のふるまい。
そう、どちらかと言えば、
「守る・・・何もしないでやり過ごす。」
ときの身体のふるまいなのです。
ですから、あなたの“守る”以外の能力は
発揮されにくくなります。
ですから、あなたの力は“焦り”が
半減させてしまうのです。
お気づきになったかも知れませんが、
“焦り”は、“身体のふるまい”で
気づくことが出来ます。
焦ると、
心拍数が上がる、呼吸が浅くなる
胸がきゅーってなる
肩に力が入る
というふるまいが起きます。
深呼吸をしてもらう、
肩を解してもらう。
胸を開いてもらう。
と言う身体へのアプローチが役立つことが
多いわけです。
一方、“焦るな”、“落ち着け”と言われるとどうでしょう?
“焦っている人”は、「“焦るな”や“落ち着け”」が
出来ないから“焦っている”わけで、
その人に“焦っている”を強調して再認識
させてしまっている場合も少なくないのです。
そう、具体的にどうすれば良いかが分からない
アドバイスは、かえって、考え物なんですよね。
“まぁ、いっか”は、身体のふるまいを
一気に起こす“スイッチ”になりうる
さて、タイトルにあった“まぁ、いっか”。
これをこれまで、使ったことがある場面は
どんな場面だったでしょうか?
・・・これまで、一生懸命に意識を向けていた
(関わっていた)事柄から
一旦距離を置く。肩の荷を下ろす。
そんな感じではありませんか?
場合によっては、諦めたときもあるかもしれませんが、
とくに“焦っている”場面では、
“肩の荷を下ろす”、“距離を置く”
感じが役に立ちます。
もし可能ならば、少しアレンジして
“一旦”を強調して頂けると一番良いのですが、
いずれにしても、“焦っている”とき
“焦った”身体のふるまいが起こっているとき
私達は、そのこと(問題、課題)に
関わりすぎている可能性が高いのです。
そのこと(問題、課題)に
追い詰められている可能性が高いのです。
だからこそ、“肩の荷を下ろす”、“距離を置く”
感じの経験のある
「まぁ、いっか」は、
ときに“焦り”への特効薬になりえます。
自分が発する言葉に自分が感じる自分の感覚は、
見事に、自分に影響を与えます。
今回は、問題に対して“肩の荷を下ろす”、“距離を置く”のに
“まぁ、いっか”を例に挙げてみました。
実は、それぞれの人にとって、
様々な場面で、役立つスイッチとなる
“キーワード”があるんです。
それを、見つけるのに、
NLPの基本的なアイディアを知ること
あるいは、コーチングで
あなたの欲しい“心と身体”の状態を
探求することが利用できます。
もちろん、あなたにとって、相応しい
あなたに合ったやり方で。
・・・そんな、NLPのエッセンスを
このブログ、HP、Facebookなどから
見つけて頂けるとうれしいです。
(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2015.9.4 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/
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