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◇“無力感”は単なる感覚です。ただしそこには学ぶべきものがあります。

◇“無力感”は単なる感覚です。ただしそこには学ぶべきものがあります。

実際問題として、
私自身「落ち込むこと」あります。

 何というか、
  誰にも役立ってない、
  自分なんか必要がない、
  あるいは、
  今やっていることは無意味なんじゃないか…
 そんな感覚がやってくることあります。

じゃ、
 「NLPとかコーチングとか役に立ってないんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、実は大助かりなのです。
 
以前は、
 「落ち込んじゃいけない!」と虚勢をはったり
 「落ち込んだ自分」にさらに落ち込んだりと
落ち込んでいるとき、実際の所しんどいのにもかかわらず
さらに、自分に鞭を打つ所業(笑)

 NLPやコーチングで手にいれたことは
 「ありのまま」を一旦受け入れていいんだ
 ということ。

 気持ちは浮いたり沈んだりするものですよね。
 楽しい気持ちになることがあるとしたら、
 落ち込むことがないと、それはそれで無理があります。

 そこで、私は「楽しくもなるし、落ち込みもする」と
 納得しておけばどうでしょう?

 楽しいときには、多くの場合自分を責めたりしません。
 「なんで、今俺楽しんでんだ(怒)!!」
 とにこにこしながら起こっている人を見たことはありません。
 落ち込んだとき「悲観的」な思考に入ったときに
 自分を責めることがあります。

よくよく考えれば、どちらも気持ちの変動。
もっといえば、落ち込んだ“感じ”…そう“感じ”なのです。

そして同様に“無力感”を覚えるとき、それもまた“感じ”
に過ぎないことに気付いておきたいものです。

 …ここではまず“気づいておく”がポイント。
  だって“無力”を感じる必要があったから“感じ”た訳です。
  ただし、それを“感じ続ける”必要があるかどうかは要再検討です。
  私達の心や身体は気づいていない(いわゆる無意識の)働きとして、
  必要のないコトはしません。何かしら必要があって
  ある感覚を覚えたり、気持ちを感じるのですから。

つまり、この“必要なこと”を受け取らずして
いろいろな感覚や気持ちを、感じないように
(ときには、やせ我慢する)のは、返って
心の健康には上手くない。

タイトルには例として“無力感”を挙げましたが、
私達にとって、心地よく思う感覚、そうでは無い感覚
その両方が、“一旦”必要があって感じるもの
そしてそれらは、自分にとって丁度良い強さで
いいものなのです。

…NLPやコーチングを通して
 心地よく思う感覚を強くしたり
 そうでは無い感覚、イヤな感覚を、
 自分で扱いやすい強さにして、
 必要な学びを得たりすること

自分自身が自分に起こること、
それに覚える感覚と付き合う方法を
練習して、上達していく

というのが、僕自身がNLPやコーチングを
お届けする意味の一つでもあります。
その結果として、自分自身も含めて
同じ時代に生きている人達ともっと
自分の存在を発揮出来るようにしたい。

何てことを目指しながら、
毎日、いろいろな“感覚”と戦ったり、遊んだりしています。

…ここに書いている言葉も
 その一助になればうれしいです。

では。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.11.25 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/


Team-Awakeners ひじままさきのNLP/コミュニケーションワークショップ
こちらのHPで紹介しています。→ https://nlp.team-awakeners.com/

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