「人は、したいことは言われなくてもするし、
したくないことは叱ってもしない。」
こんな風に、思い通りに生きられたら
どんなに楽だろうか…
って、思ったことありませんか?
したいと思っても、なかなか
…手をつけられない、始められない、できない。
したくないと思っても、
…しないことで失うものや受ける害が恐くて、渋々やる。
すると、こう思います。
「私の人生は、何て不自由なのだ」と。
多くの人が、こんなもどかしさを
覚えた経験・・・今も(?)・・・ありますよね。
そして、ちょ、ちょっと待ってください?
と、ツッコミを入れてみます。
したいと思ってるんですよね。
・・・自分のしたいことのはずなのに、なんでしないの?
したくないことなんですよね。
・・・自分のしたくないことのはずなのに、なんでするの?
どちらの行動(したいことをしない/したくないことをする)も
その筋書きは最終的には
“自分”が書いていますし、演じ(行動し)ています。
お聴きになったことがあるかもしれませんが、
私達の脳は「行動を起こそう」と思う前に身体に指令を出して
居るそうです。そして、究極的に私達の“意志”は、その行動を
止めるか、止めない(≒行動を容認する)しかないのです。
言い換えれば、
したいことをしない…意志で行動を止めた。
したくないことをする…意志で行動を止めなかった。
誰のせいでもなく、私が選んだことということに
なりませんか?
そして、その意志は、無意識的に働いているので、
自分自身にとってなにかしらのメリットある
選択しかしません。
ただし、苦手な事があります。
・・・優先順位が付けられません。
ですから、
したいけれど、出来ないというときには、
「したい」という想いよりも「しない」ことが価値があると
無意識的に捉えていた。ということなのです。
そして、
したくないのに、するときには、
「したくない」という想いよりも「した方が得だ」と
無意識的に捉えていた。それだけのことなのです。
…しかし、その選択に不満がある、不満に気づいているとしたら
その「したい」けど「しない」
「したくない」けど「する」
の優先順位をもう一度確認してみることができます。
「しないことで手に入れていること」と「することで手に入るもの/失うもの」
「することで手に入れていること」と「しないことで手に入るもの/失うもの」
比べてみてください。
…ちょっとめんどくさいとしたら。こう考えてみて
違和感があるかどうか、より違和感の小さい方シフトとしてみませんか?
「したいけどしない」
→「したいからする。出来たとしたらどんな未来?」
「したくないけどする」
→「したくないから、しない。しなかったとしたらどんな未来?」
そこで、「ありかも」と思えたら、
これまでとは違う選択を始めてみましょうか?
なにしろ、
“私”のし“たい”ことなのですから、
“私”がし“たい”方向に決断してみませんか?
決断をすれば、やり方は向こうからやってくるはずです。
ときに、周りが良い案やサポートをもらっても
いいじゃないですか。
“私”のし“たい”こと、だから“やる”
この、シンプルな決断の、想いの筋トレのつもりで
始めてみたとしたら・・・どんな変化が起こるでしょうね。
今日の提案です。
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.11.18 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/
Team-Awakeners ひじままさきのNLP/コミュニケーションワークショップ
こちらのHPで紹介しています。→ https://nlp.team-awakeners.com/
LEAVE A REPLY