僕がコンピュータシステムの営業マンを
していた頃のこと、僕の仕事は
企画の提案、商談の進行、システム開発担当との調整という
モノがありましたが、
それ以上に、ちょうど、パソコンや
インターネットが普及して
会社に、システムに関係しだして
来た時期でした。
つまり、インターネット、パソコンが
まだまだ、今以上にマニアックだと
思われていた時代。
CPUだ、HDDだ、メモリだ、メガだ、ギガだ
…専門用語で
話しても分かっていただける
モノではありません。
一方で、お邪魔していた会社の社長さんや
部長さんは、とても好奇心旺盛でしたので
いろいろな雑誌をお読みになって
質問をしてこられます。
だんだん、鋭い、専門的な話に
入り始めると、ついつい、専門用語を
使いたくなるのですが、
うっかり使ってしまうと
「ひじまくん、何言ってんだか分からん!!」
といわれ、話が進まず(仕事も進まず)
困ってしまいます。
そこで…当時の僕は、それまでに知っていた
お客さんの業種や、業務(現場の方から伺っていた)
の流れや仕組みと、コンピュータシステムやコンピュータの
仕組みについて説明する試みを始めました。
…もちろん、お客さんの業務、業種について
僕自身はその知識について、敵うべくもありませんから
半分は、説明する相手の方である、社長、部長に
質問をしながら、そして、説明したいことに
よく似た構造、仕組み、考え方の話を伺えたときに
それを利用して説明をする。
という方法を使い始めました。
時間をとっていただけていたというのもありますが、
互いが相手の話を相手のこれまでの経験と
照らし合わせながら理解を深めることが出来はじめたのです。
ー~ー~ー
これを、自分自身が「なんだかうまくいっていないなぁ」と
感じることに活用することが出来そうです。
思い出してみてください、
私達には、苦手なこともあれば、そうでもないこともあります
得意なこともあれば、そうでないこともあります。
さらには、得意とか苦手とか意識することなしに
やっていることもあります。
私達が経験したことのあること、
そして、私達がそれを習得しようとするときに
経験してきたこと。
これは、私達がすでに持っている
「成功(≒物事を習得したり、うまくやる)ためのレシピ」
です。
仮に、英語が苦手だとしたら、
今、苦手になる(あるいは得意にならない)レシピで
行動していると考えることが出来ます。
得意になるために、何かを
・・・コツコツ続けられる レシピ
・・・楽しくできる レシピ
・・・ついでに出来る レシピ
・・・やらざるを得ない状況でやる レシピ
を使ってみることが出来ます。
このレシピは、あなたがこれまでに経験してきたこと
あなたが何かを得意になった物語(ストーリー)のどれかです。
だからこそ苦手だ、うまくいかないことに
気づいたとしたら、単にそのことに嘆く前に
“もし英語がうまくなるための行動ができるとしたら
どんな風に出来るのが一番、気負わず自然に出来るか?”
と問いかけてみるのはいかがですか?
その自分からの答え、に合わせて
あなたのレシピを選ぶ。
あなたのこれまで経験したストーリーの中の
役に立ちそうなものを、自分にとってわかりやすく理解を進める
物語に沿って行動を始めることが出来ます。
私達は、今現在、たくさんの経験をしてきています。
そして、その中には、容易に出来た経験もあれば
困難だった経験もあります。
そしてあなたが、これまでに経験してきたものであれば
あなたにとって、今、どのやり方が
今のあなたの状況や実力を最大限生かすやり方なのかを
選び始めることが出来るはずなのです。
まさに、孫子でいう「勝ち易きに勝つ」。
もちろん、もしもこれまでに
今のあなたの状況や実力を最大限生かすやり方を選ぶ
ことを経験してこなかったとすれば
まさにその経験を蓄積し始めることでもあるでしょう。
そして、私もお伝えしているNLPの学びは
自分自身の経験の特徴を“五感の鋭敏性”を
整えることでより微細に知ることが出来ます。
…より精緻にあなたの力を生かす、やり方を選ぶレシピ
が使えることになるでしょう。
まさに、あなた自身を料理するというたとえでいえば、
ここの料理だけでなくその全体の流れや組み立てを
担当する、総料理長にでもなる感じでしょうか?
いずれにしても、自分の力を活かすために
自分のことを精緻に知る…その“技術”として
NLPをお伝えします。
その“技術”や“スキル”はもちろん、あなた自身が
あなたの力を最大伝に活用するため。
その結果、
あなたが手に入れたい未来の姿を手に入れる
あなたがまず、解決したい現状、問題を解決する
のを実現出来るようにする
人は、その人が解決できる問題にしか
気づくことが出来ません。
言い換えれば、気づいている目標、気づいている問題は
あなたにとって、扱いうるレベルとサイズの問題
であるはずなのです。
あとは、あなたがあなたの持てる力を
活かす、発揮するその方法が必要なだけです。
その違いを作るアイディア、探りに来ませんか?
(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.7.8 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/
Team-Awakeners ひじままさきのNLP/コミュニケーションワークショップ
こちらのHPで紹介しています。→ https://nlp.team-awakeners.com/
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