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“ムダ”は「自分の中で」創られるもの・・・「“経験”を“糧(リソース)”に」でいこう③

“ムダ”は「自分の中で」創られるもの・・・「“経験”を“糧(リソース)”に」でいこう③

若い頃、上司から仕事を指示されて
「これって何の役に立つんだろう、
      ムダじゃないのか?」
と半ば不満を覚えたこともあります。

一方で、ある程度経験をしてくると
「これまでにやったことに
  ムダなことはなかったんだ」
と気づくこともあります。

そもそも“ムダ”とはなんなんだ。

となります。

新明解国語辞典によると
1.せっかく何かをしても、それだけの甲斐がないこと
2.役にも立たない使い方をすること
だそうです。

つまり、ムダは、
「役に立たない」「やる甲斐がない」
物事のこと。

ムダかどうかは、誰か(自分か周りの人か)が
決めるということ。
つまり、人間が(評価をすることで)創るものだ
と言うことが分かります。
ストレートに言えば、
“ムダ”は、自分が
その行動(の結果)を活かせなかった
とも言えます。

「ムダ」の根源は何かというと
 “得たい結果”に対して、
 役に立ったか、立たなかったか
 ということ。

ということは、
“得たい結果”が何かを知ること
とても重要です。

明確な目的もなく、色々やってみて
なんだか徒労感を覚えることで
「ムダだったなぁ」と感じるのは
それこそは、“ムダ”というもの。

ゴールが決まってないとしたら
その途中経過には、なかなか価値を
見出しにくいですもん。

また、
「今ここのこと」を知ることも
重要です。

今、浅草に行くのに、
都内に居ることに気づかずに、
飛行機のチケットを取る(まぁそんな人はいませんが…)
としたら、その手段を選んだことは
“ムダ”・・・というかなんというか。

仮にそのための努力や心配は“ムダ”と
言うことになります。

つまり、自分の居る場所と行く先を
ぼんやりと抑えていると
“ムダ”を創りやすいし、
“ムダ”心理的にも創りやすい
のです。

そして、繰り返しになりますが、
“ムダ”は、自分がそれを
活かせなかったいう感覚でもありますから

必要以上に“ムダ”を恐れる必要はありません。
それこそは、その“ムダ”以上の
価値を生み出せばいいと
「“ムダ”活用宣言」をしたっていいくらいです。

もし、“ムダ”に追い詰められる感覚が
あるとしたら、その感覚を覚えることが
あなたのコンディションを台無しにして
それこそ“ムダ”に焦ることになります。

これまでの経験を“活かす”という視点で、
“ムダ”という概念について
考えてみました。

続きはまた来週。

   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2016.5.4改編)

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