【今週のひとこと】
元気を出しなさい。今日の失敗を考えるのではく、
明日やってくるかもしれない成功について考えるの。
(ヘレン・ケラー/アメリカ合衆国の教育家、社会福祉活動家、著作家)
Be of good cheer. Do not think of today’s failures,
but of the success that may come tomorrow.
Helen Keller
“失敗は成功のもと”と言うけれど、
その言葉が、素直に受け入れられるときと、
そうでないときがあります。
思い出して見ると、自分自身に
“何だか上手くいく”と思えているときには、
「確かに成功のもとだな」と思えるし、
“上手く行きっこない”と思えたときには、
「何言ってんだ、失敗は失敗だ」と思ったりします。
多くの人が確からしいと言ってできあがってきた
諺の受け取り方でさえ「自分の心の状態」で、
意味するところが180°変わるのですから、
リアルタイムに様々に起こるできごとは、
極論を言えば、“失敗”であれ、“成功”であれ
評価する自分次第。
一つだけ言えることは、
思い通りの結果を得られなかったときに、
それを“失敗”と決めた瞬間、結果は氷漬けされます。
そして、失敗への“心残り”もまた氷漬けされます。
そのままでは、ある意味引きずってしまう。
成長をする人は、その“失敗”から“学び”を引き出す。
経験のエキスをしっかり煮出すわけです。
すると、煮出された“失敗”は、“出がらし”ですから
もう、“心残り”する必要がありません。
そこに残ったのは、そのエキスで未来にどんな成果を創るか。
過去の経験は、過去の経験として
必要があって私達はしています。
ただし、性急に“失敗”のラベルで氷漬けして
“心残り”をそこに置いてきていると…過去が気になっちゃうじゃないですか。
私達自身は、生きている一瞬一瞬すべてが、
余人を持って代えがたいこと、経験です。
それを、あなたが活かさなくってだれが活かしますか?
あなたのこれまでの全ての経験を
棚卸しが出来て、その一番上手な使い方を
発見できたら…どうでしょうか?
…自分の経験が他人から見ても、どんなに
素晴らしい財産だったかにきづくはずです。
これからも、そんなコーチングや
コミュニケーショントレーニング、
そして、セルフコミュニケーションのトレーニングを
お伝えしていこうと思います。
では、今週も良い一週間を。
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2014.12.22改変)
http://ameblo.jp/awakeners
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