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自分の感情を操縦する・・・コーチングで自分の操縦桿を握ろう⑥

思い通りにならないとき、“イライラ”します。
思ったより上手く行ったとき“うれしく”なります。

わかりやすい表現例を挙げましたが、

私達の“感情”は、
思った(期待した)ことと起こったこととの
ギャップを
「どのように【評価】したか」の
反応です。

そう
 荒れ狂う怒りも、飛び上がるほどの歓喜も
 思った(期待した)ことと起こったこととの
 ギャップを「どのように【評価】したか」の
反応にすぎません。

ええ゛〜っ、あんなに悩まされているのに
ええ゛〜っ、あんなに周りとの壁になっているのに

そう、あなたの中で起こった事への【反応】にすぎません。

ただし、その【評価】、【反応】そのものが
マズい訳ではありません。
必要な【評価】であり、必要な【反応】です。

ところが、必要以上に、
評価基準が高過ぎ、あるいは低過ぎであったり、
その反応が過敏であったり、過剰であったり
することに、私達は困っているのです。

いかがでしょ?

ここでいう【評価】は、自分の中の基準ですから、

 …でも、周りに評価されるじゃないですか?

その通り、周りから受けた評価結果について
自分がどう評価するかですので、結局は
自分の中の基準になってしまいます。

ですから、自分が
・・・自分の評価について反応しているのか
・・・他人の評価についての自分の評価について
   反応しているのか
について知ることは
感情を扱うために役に立ちます。

その感情についての自分のどんな評価が
その困った【反応】を起こしているのか
探ってみることができます。

そしてまた、【反応】そのものは、
私達に“感情”への評価を伝えるメッセージですから
その【反応】が自分自身に伝えたいメッセージを
知ることが感情を扱うために役に立ちます。

そこには、あなたが知り得たい
“感情”が起きた出来事から学ぶべきコトが
存在しうるのです。

その内容によっては、
“怒りで暴れる”必要もなければ
“悲しみにうち拉がれる”必要もないかもしれないのです。
仮に必要があったとしても、
それだけの強さや、それだけの長さが
必要だとは限らないのです。

・・・ここも、感情を扱うポイントになります。

『何を』『どのように』評価して、
『どのように』『どのくらい』反応するのか。

上の一文の『』で囲んだ部分が
私達が気づいていない、いわゆる“無意識”で
自動的に処理が為されている部分です。

ここが、これまで“操縦不能”だと思っていたので
“感情は厄介だ”、扱いにくいということに
なっていたのです。

あなたのその困った感情(の表出)は、
あなたが
 『何を』『どのように』評価して、
 『どのように』『どのくらい』反応して
 いたのか
をあなたの手元・・・意識の元に
取り戻すことが、コーチの技術を使って
できるです。

・・・だから、コーチをあなたの
   困った感情に取り組むときに
   味方につけて、対応してみて下さい。
   
きっと、あなたの望んだ以上の
変化が手に入ると思いますよ。

   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2015.11.25改編)

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