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“思い込み”は氷漬けされたプロセス(心のプロセス)・・・“コーチ”はプロセスの専門家③

こんにちは ひじま、まさきです。

人間は『認知的倹約家』であり、
 『動機を持った戦略家』である。
       (Fiske & Taylor)

上の言葉、平たくいえば、
「人は、必要最小限の情報を
  自分の思うように捉える」ということ。

コミュニケーションを
人や自分の周りの情報を手にいれる行為と
捉えれば、
見間違い、聞き違い、思い違い、勘違い、取り違い
は起こるし、
場合によっては、相手側も、
思い違い、勘違い、取り違い、言い間違い
が起こっているかもしれない。

正しい物事の捉え、見間違い、聞き違いに限らず

私達がコミュニケーションとして
自分の中に、判断基準や情報を捉え
プロセスは

 (選んで)「気づく」→(記憶する)→「認識」をつくる

です。

人というのは、クセ、本能、
あるいは、生き抜く技術として
「認識」として取り入れる情報を、
 可能な限り「必要最小限の情報」で
やりくりしたがるということ。

誤解を怖れずに言えば、
私達が気づいている世界は
意外に「最新情報が少ない」ということになります。

常に「必要最小限の情報」しか
取り入れてないのですから、
「あっ、これ知ってる」と思ったことは
古い、固定化された情報の割合が
増えていきます。
・・・情報更新が止まり「氷漬け」になる。

それでも、その「知っていること」が
自分にとって、
 なんか、元気が出る! とか
 役に立っている とか
 問題は無い とか
であれば、とても「氷漬け」された認識は
役に立ちます。…とにかく処理が早い。

便利なんです。

ところが、あの「知っていること」が
自分にとって
 なんか、落ち込む! とか
 自分を貶める とか
 うまくいかない とか
であれば、「氷漬け」された認識は
困りもの。…とにかく剥がれにくい。

しかしながら、今日この記事を読んでくださった方は
少なからず、
(選んで)「気づく」→(記憶する)→「認識」をつくる
のプロセスが、だんだん
「知っている」→(氷漬け)→「思い込み」
のプロセスとなり、固まってしまう。

プロセスではなくなっていた。
と言うことにお気づきのことと思います。

役に立たない、困りものの
 「氷漬けの認識(≒思い込み)」は、
もう一度、氷を溶かす・・・認識の改訂の“プロセス”に
乗せればいいわけです。

動かし始める。

多くの「心」の問題は、
あなたにとって
“役に立たない、困りもの”の状態で
氷漬けされた、動かないプロセスが
あなたに影響し続けていること
ですから、

あなたとコーチとの会話は、
あなたの「溶かす(動かす)べき心のプロセス」を
見つけて、そこに動きをもたらすこと。

問題が解決した人が
「気持ち(心)が軽くなった」と
いうのはあながちウソや思い込みではなく

実際に心(気持ち)が動き出していることを
感覚的に実感していると言えるのかもしれません。

来週は、さらに、行動を起こし続ける
心のプロセスについて
お伝えしたいと思います。

    http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2015.9.16改編)

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