きょうは、ちょっとした物語から・・・
ー〜ー〜ー〜ー
ある日、友達から箱に入ったプレゼントを
もらいました。
いつもいたずらばかりする人なので
また何か仕掛けてきたのかもしれないかも
なんて、疑ってかかってみる。
友達は、照れくさそうに、
「まぁ、あけてみなよ」と急かすので、
「しょうがないなぁ」と
その箱を、おそるおそる、しぶしぶ
開けてみた。
その箱の中に、あったものは・・・・
ー〜ー〜ー〜ー
皆さんは、何が入っていたと思いますか?
そして箱の中身を見た“あなた”は
どんなリアクションをしたでしょう。
この箱の中身は、今は、
皆さんの想像の中にあります。
そして、この時点では、
箱の実際の中身は何であれ
あなたの想像の中にあります。
そして、その箱を開けたとき
自分の想像したものと比較して
すごくうれしい か
そこそこうれしい か
と心の中で評価することになります。
考えてみれば、
箱の状態でもらったときから
その中身は変わっていません。
変わったとすれば、私の想像。
これまでの相手との関係や
渡したときの表情、言葉
開けるのを見るときのリアクション
などで、中身とは関係なく
想像が膨らむわけです。
箱の中身は変わらないのに。
同じようなことが、
新しい事を始める(始めなくてはならない)
ときの私達の心に起こります。
これが、ワクワクしたり
何か興味をそそられる予想のときは
そのまま、で良いのですが、
何か、不安や恐れを感じる時、
箱の中身ではなく
箱の中身を予想した自分の想像に
不安や恐れを抱いているかもしれない
と言うことになります。
一方で、不安を覚えるような
事を想定したとき
その出来事のふたを開けても
そのギャップに驚くことはありません。
しかしもし、その想定が
あなた自身のチャレンジを
妨げるものである様であれば
その想像を意欲が出るものに
し直すのは如何でしょうか?
不安を持った状態では
私達の持っている、創造力や
問題を克服する、免疫力のようなものも
十分発揮されません。
結果として、ピンチでもチャンスでも
力が充分に発揮出来ない
事になりかねないのです。
ー〜ー〜ー〜ー
箱の中身は、びっくり箱でした。
飛び出してきた人形にびっくりしていると
友達が
「その人形の手をみてみなよ」
というので、見てみると、
そこにはきらりと光るものが
着けてありました。
それに気づくとうれし涙が止まりませんでした。
「2段式のサプライズはずるいよ」
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・・・今日もお付き合いありがとうございました。
Image credit: philhol / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2013.8.14 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe
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