鉄道ファンの皆様、
今のところはその心配はなさそうですが・・・
どんなものにも
特徴・・・長所と短所有りますよね。
その長所が、活かせる状況とそうでない状況
その短所が、問題になる状況よそうでない状況
というのが必ずあります。
ここで言う「どこでもドア」と「列車」との
関係に、もしかすると近い関係なのが
「新幹線」と「在来線」に置き換えることが
出来るかもしれません。
「新幹線」ができたら、「在来線」はなくなるか。
僕は、東京に住んでいますが、
例えば、東京駅から、都内のある地点に行こうとするとき
新幹線で行ける駅は限られています。
「上野」か「品川」
もしも、交通手段が「新幹線」しか無かったとしたら
(もっとも、その状況だったら、もっと駅が出来るでしょうが)
とても、使用に耐えられたモノでは
ありません。
一方、東北新幹線と東海道新幹線は、一部
在来線とほぼ同じルートを通っています。
(例えば、横須賀線、例えば埼京線)
もしも、在来線の駅に、新幹線が止まるとしたら
新幹線の魅力は、半減どころか無くなるでしょう。
新幹線と在来線では
もちろん、果たす役割が違うというのは
言うまでもありません。
さらに、この「新幹線」と「在来線」を
自分の役割や、仕事に置き換えてみましょう。
もし、「新幹線」の役割を期待されていて
在来線と停車駅の数競っていたとしたら・・・
もし、「在来線」の役割を期待されていて
新幹線とスピードを競っていたとしたら・・・
そもそも比べる基準、ことが
あまり意味がありませんよね。
また、相手を羨むこともまた
あまり意味がありませんよね。
そこを比較したり、羨んだりする前に
自分が今の自分の立場で、
どのように形を残せば良いか
どんな目的に向かっているかについて
確認するのは如何でしょうか?
主役ばかりの映画
ストライカーばかりのサッカー
エースで4番ばかりの野球
社長ばかり、営業マンばかりの会社
さてどうなるでしょうか?
「どこでもドア」ができたとしても、
全ての旅行が、それを使う事には
ならないでしょう。
東京の隣に、京都があっても
「いつでも行けるから」と言って
行かないモノですから・・・。
列車には列車の役割と使い(使われ)方
どこでもドアにもどこでもドアの使い(使われ)方
同じように私達は、自分自身の果たす役割があります。
もしかして、今はまだ、はっきりと見つかっていなかったと
しても、それと遠からず出会うことになるはずです。
そのために、私達は今日まで
人生経験を何十年もしてきたわけですからね。
Image credit: benchart / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2013.4.3 一部改変)
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