コーチは、コーチングをしているその時点では、
名選手ではありません。
もちろん、コーチが過去に経験したことは
コーチングの会話にも活かされますし、
クライアントの方に活用できるものがあれば
そのまま、実行するものもあります。
しかし、実際に“実践”するのはコーチではありません。
クライアントである『あなた』です。
ですから、コーチは、クライアントが
力を発揮するための、
発想
心の状態
心と体の使い方
具体的な行動の方法や計画
行動を継続する動機、心の状態
を引き出すためのさまざまな会話や技術を
提供できます。
その結果、あなたが成果が出たとしても
それは、あなたの行動、実践がその結果を
もたらしたということ。
コーチは、あなたにとって
“うまくいった”やり方と
“うまくいかなかった”やり方とに
あなたが気づくのをサポートし
さらには、あなたとともに
“うまくいった”やり方と
“さらにうまくいく”やり方とを
探求し作り上げるだけです。
実践段階になれば、
コーチはその舞台には
立てません。
プレイヤー選手は、あなたなのですから。
だからこそ、コーチは、
コーチングの会話、コーチングの場では
全身全霊サポートします。
その場が、コーチングのプレイヤーとしての
実践の場(本番)だからです。
あなたに、実践の場で力が発揮出来るように
といっているコーチがコーチングの場で
全身全霊力を発揮することなしに、
あなたに「実践が大切です」とは言えませんよね。
どうぞ、あなたにとって結果を左右する
実践の場の前に、コーチを活用して
充分にその準備をしてください。
もちろん、もしもあなたの必要なときに
舞台袖からもサポートできる場合もあります。
そのサポートのタイミング、形、準備も
あなたが必要とするものがどんなものかを
一緒に作るところから、『相棒』コーチング
作っていきます。
あなたにとって今、必要なのは
長期的な、伴走者、ペースメーカでしょうか?
あるいは、あなたのメロディーを活かす伴奏者でしょうか?
はたまた、たくさんの行動をするためのアイディアメーカでしょうか?
いずれにしても、あなたを活かすために
どんなコーチングが役立つかも
ぜひ、一緒に作り上げていきませんか?
(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2014.8.20)
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