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誰かのために自分を大事にする

足場に注意??

 例えば、何か思いモノを持ち上げるとします。
 その時何が必要でしょうか?

 もちろん、腕力や脚力があるに越したことは
 ありません。
 さらに、いい持ち方も知っていると良いですね。
 加えて、持ち上げるための道具も役に立ちますね。

 しかし、それもこれも
 あなたの今立っていると事がもし
 水に浮かんだ発泡スチロールのちいさな島の上
 だったらどうでしょう?

 どんなに力が合っても
 どんなに巧みに持ち上げても
 どんなに便利な道具があっても

 自分を支える足場が安定していなければ
 残念ながら、それらの要素は
 役に立たないことになります。

 どんなに想いがあっても
 どんなに環境が整ったとしても
 自分自身が安定した状態・・・良い状態
 でなかったとしたら、

 力を発揮出来るモノも発揮出来ませんし、
 上手くいくモノも、上手くいきません。

あなたの想いを実現するのは誰?

 飛行機に乗ったとき、酸素マスクを
 装着するビデオや実演を見ることがありますが
 子どもに酸素マスクを装着するシーンでは
 先に大人が酸素マスクを付けているのに
 お気づきでしょうか?

 酸素マスクが出る状況は、
 空気が薄く、十数秒で意識を失ってしまうそうです。
 その時に、充分に判断し対応できる
 大人がまず、自分の意識、判断が出来る状態を
 確保して、その後に子どもをサポートする。

 ご存じの通り、救助者がまず自分の安全を
 確保することが救助や救急救命の原則です。

 救助や緊急の状況であっても無くても
 あなた自身が、自分自身を良い状態に
 保っていなかったとしたら

 それが仮に、大切にしたい相手の為に
 であったとしても、
 
 あなたがその相手にしてあげたいことの
 どのくらいが出来るでしょうか?

 ・・・量も、質も
    思ったほど出来ないかもしれません。

 あなたが良い状態でいること。
 それが、心の状態であれ、身体の状態であれ
 それは、あなたが行動する上での
 土台で有り、足場ではありませんか?

 不安定な足場では・・・ねぇ。

誰かのために、もちろん自分のためにも

 誰かのために、頑張りすぎること
 僕自身も正直、あります。

 そして、それが自分にとっても
 嬉しいことでもあったりします。

 だからこそ、
 その行動が出来る様に
 身体を良い状態にするし、
 その行動を続けられる様に
 心も良い状態にします。

 ・・・それは、
   「あっ、疲れてきたな」とか
   「あっ、切れてきたな」とか
 気づいたときに、
 特に、心と身体を立て直す感じですね。

 もちろん、その行動を始めるときには
 最低限、大きくのびをして深呼吸。
 肩の力を抜いて、身体を緩める。

 をします。

 そして、何よりも
 自分を犠牲にし過ぎたとき・・・
 以前はその結果、調子を崩したり、
 あるいは、その頑張りが、相手に
 認められなかったときに・・・。

 相手を非難したり、嫌いになったり
 これでは本末転倒です。

 自分の状態が悪くなってくると
 自分が欲しかった結果へ
 進まないどころか、後戻り。

 まずは、自分が進んでいくための
 力を発揮するための
 足場として、肩の力を抜いて
 リラックス・・・。

 この時、脳は自分がどのようにしたら
 力を発揮出来るか考えられるように
 意識を内側に向けて、集中できる
 のを助けてくれます。
 
 だから、多くの人が
 「まずは、リラックス」と教えてくれる
 訳です。

 良い状態を作る方法は沢山ありますが
 メールですので、
 呼吸に意識を向けながら、自分で
 意識して、徐々に肩の力を抜きながら
 ゆっくりと、深く変えていく。

 これだけでも、身体のリラックスから
 心のリラックスに伝わっていきます。

 ・・・今朝、この後1〜2分使って
    お試しあれ!!

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.2.1一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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