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13日は何曜日?について考えてみた

 13日の金曜日は江戸時代も不吉だったか?

 江戸時代日本は、現在のグレゴリオ暦ではなく
 1ヶ月を29日もしくは30日で表す太陰暦でした。
 ですから、13日は江戸時代もありました。
 そして閏月というひとつき丸々増える制度も
 ありましたから、13日は現在よりも余計に
 あったことになります。

 そして、月、火、水、木、金、土、日という
 いわゆる七曜は、平安時代に日本に入って
 来ていたようです。ですから、江戸時代には
 当然・・・と言いたいところですが、
 当時の暦の関心事は、ひと月の長さ(29/30)
 (≒支払まで何日稼げるか)でしたので
 ほとんど使用されていなかったようです。

 つまり、年に何回13日の金曜日が来たとしても
 江戸時代には気づいてさえいなかったのです。
 

 そもそも、13日も金曜日も・・・

 さらに気づく点があります。
 江戸幕府は、当時キリスト教を禁じていたと
 いうこと。
  13日が不吉であるということも
  金曜日が不吉であるということも
 イエス・キリストの物語のなかのできごとから
 そのように考えられてきたことだとすれば、
 当時の日本においては、不吉だという
 発想もなかったのかもしれません。
 (仏教では、お釈迦様を守護する一三仏
  というのもあって、13を吉数とする
            見方もあります。)
 結局江戸時代の日本においては、
 「13日が何曜日だってかまやしねえよ」
 だったようです。

 13日の金曜日を慎重に過ごす日と見てみる

 実際数年前には、13日の金曜日を狙って
 猛威をふるうコンピュータウイルスも
 ありました。その意味では、13日の金曜日に
 何かが起こるかもしれないと考えて
 慎重に物事を進める事になっていたとしたら
 その日は、他の日に比べて、安全な日に
 なり得るかもしれません。

 13日は、年に12回必ずやってきます。
 金曜日は、週に1回必ずやってきます。

 もし、その巡り合わせは、年に最低1回は
 必ずやってきます。

 やってくるモノだとしたら、
 そして、もし、それについて、不安に
 思っていたとしたら・・・慎重に進める
 準備をしてみませんか?

 今は、何千年先のカレンダーであっても
 簡単に分かる時代。
 次にいつ13日の金曜日が来るかは
 既に分かっています。
 合わせて、準備すればいい訳です。

 不安や懸念されることは
 自分が体験してそう思うことだけでなく
 誰かからの伝聞、噂から
 そう思い込んでいる物もあります。

 それが本当かどうかは別にして
 あなたにとって、役に立つやり方で
 制御することができるはずです。

・・・それって本当にそうなのかなという
   好奇心を向けるだけで。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2012.7.13一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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