【今週のひとこと】
問題は、自分のベストを発揮するチャンスなのだ。
(デューク・エリントン/アメリカ合衆国出身の
ジャズの作曲家、ピアノ奏者、オーケストラリーダー)
A problem is your chance to do your best.
Edward Kennedy “Duke” Ellington
人それぞれ、得意なこと、苦手な事がありますが、
どんな人にも、慣れていること、
一生懸命にしなくてもできることがあるものです。
それ(慣れていること)をするときに、
全身全霊、全力で
ということはありません。
もっとも、そういう状況が続くと
人は、退屈や飽きを覚えますが・・・。
しかしながら、生きていると、
全身全霊、全力でという場面に
遭遇します。
それが、挑戦といわれたり、問題といわれる状況です。
確かに、その“一生懸命”を発揮する
状況は、つらく、可能ならば避けたい
と思うところもありますが、
一方でその挑戦や、問題に直面するとき
自分が成長したのも事実。
そこでは、これまでの自分を超える
“自己記録の更新・・・ベスト”が
自ずと求められる状況だからです。
これまでに経験したことのない状況、
これまでに解決したことのない状況ですが、
それが、クリア出来ないものだという
根拠はありません。
・・・解決の状況に行った“経験”の有無の話です。
ですから、私たちには、ある意味定期的に、
問題がやってきたり
何かに挑戦したり
するように出来ているのかもしれません。
そして、問題が、まさに“問題”になるのは、
その“ベスト”を求められる状況が
間断なく、もれなく求められる状況。
ベストを要求されることを、
プレッシャーと呼ぶならば、
ベストを要求されることそのものは
ストレッサーではありません。
休む暇を与えられることなく、
ベストを求め続けられることに加えて
それが自分の心にとって「欲しい」もの
ではないとき、それが“ストレッサー”になります。
そもそも、あなたが心から欲しいものであれば
自ら“ベスト”を望むはずですから、
問題にはならないと思いますが・・・。
2月といっても、2018年始まったばかり
改めて、自分のやりたいこと
あるいは、“ベスト”を発揮したいことについて
思いをめぐらせるのに
良い時間を取るのもいいのかもしれません。
そんな自分を見つめる機会を取ってみませんか?
(初出 アメブロ “想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”2016.5.16 改変)
http://ameblo.jp/awakeners
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