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私達の脳は「お調子者」!?

私達の脳は「お調子者」!?

その昔、(幼稚園の頃ですが・・・)

靴の右左の区別が付きませんでした。
両親や祖母は、
「ほら、逆に履くと変な感じするでしょ?」
と言っていたけれど

なにしろ、子供の身体
柔らかいし、力が抜けているので
靴の形に合ってしまう。

だから、違和感などない。

子供は子供なりに、
違いを見つけようと必死だったけれど
分からない。

今で言うと、
茂木さんがテレビなどで
出題する、画像が変化するアハ!体験の
クイズを解くようなもの。

気づかない。

そして、アハ体験!の画像くらい
気づかないうちに、
靴が正しく履けるようになっている

箸が上手に持てるようになっている

東京の街を歩いても、
地下鉄、私鉄、JRの乗り換え
首都高を迷わずに走れるようになっている。

気がつけば、あっけなく
出来る様になっている。

変化は、起こる前、起こす前は
ずいぶん大きなものに
感じるかもしれないし、
あるいは、本当に大きなもの
なのかもしれない。

ただ、変化してしまえば
私達の順応力はすばらしく
まるで、ずっと前から出来ていた
かの様に使いこなせ、使い慣れる。

むしろ、「凄いこと」「挑戦的なこと」を
成功させるのが難しいのではなく、
私達が「凄いこと」「挑戦的なこと」に
必要以上に、特別視することが
それらを成功から遠ざけていたのかもしれない。

どんなに長い道のりも
たどり着いてしまえば
あっという間だった気もする

私達の「脳」は、
いつでも自分(脳)の都合の良いように
自分(脳)がやりやすいやり方で働く。
その意味では、「勝手気まま」な「お調子者!」
なのかもしれない。

その「お調子者!」の特徴を
活用するのもいいじゃないですか?

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.2.20 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/

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