コーチングを上手く機能させるために、私たちは、まず、ゴールから設計していきます。
そのゴールは、『適切に設定されたゴール』と呼ばれる条件に沿うように作ることが大切です。
古代中国の思想家であり兵法家の「孫子」は、
「戦」をテーマに、人の心理と物事の実践の仕方について
研究しました。
その中で、事を上手く運ぶための言葉として
善く戦う者は、勝ち易きに勝つものなり。
ゆえに、善く戦う者の勝つや、智名なく、勇功なし
上手く事を運ぶ人(善く戦う者)は、
成功する状況、タイミングで勝っているのです。
だから、そういう人が上手く言っているときには
「賢い」とか「すごいですね」という評価は少ないのです。
その意味で言うと、どんなことにも
その『勝ち方、獲得の仕方』があります。
…いくら時間があるからと言って
夜にふとんは干しません。
雨の日にふとんは干しません。
晴れた日中に干すからこそ
上手くふとんが干せるというもの。
同じように、
私達が抱えている問題は、
どうしてどのように問題なのか?
私達が抱いている目標や夢は、
どうしてどのように『今』実現していないのか?
これが明確にされることで
その問題解決、目標達成が実現されやすくなる
状況がつくれるのです。
その状況に至って始めて
ゴールにたどり着きやすくなるというもの。
つまり、過度な努力や過度な我慢が
必要とは限らないのです。
あなたが“今”、その持っている力で
あなたが“今”、そのゴールを手に入れる
そのために、私はまず、
「適切に設定されたゴール」を
準備しているのです。
あなたの大切なスタートの前にすでに、
“実現している”ものとして、
そのゴールへのステップを
一緒に進めることを楽しみにしております。