「世界一になる理由は何があるんでしょうか?」
「2位じゃダメなんでしょうか?」
今は懐かしい(汗)事業仕分けで
話題にもなった、スーパーコンピュータ
そのスーパーコンピュータ「京」。
2014年6月のGraph500のランキングでは、
1位を獲得しました、
技術の粋を集めて
世界最速を競うすばらしい
スーパーコンピューター達ですが・・・
もしこれを、
部屋の暖房としてだけ使ったとしたら
どうでしょうか?
・・・ばかげたこととお思いでしょうね
しかし、沢山の情報を処理するために
88,128個ものCPU
(パソコンの頭脳:通常のパソコンには一台に一つ)
を搭載していますから、単純に考えて(全く単純です!)、
普通のパソコンの数万倍もの熱が出るでしょう。
だから暖房器具・・・。
いえいえ、こんな使い方をすることは
先ず無いでしょう。
しかし、スーパーコンピュータが
たくさんの情報を処理できるのも事実ですし、
たくさんの熱を生み出すのも事実です。
そのどこに着目して、それをいつどこで役に立てるか。
そこが本当の意味での頭の使いどころ
とも言えます。
さて、このスーパーコンピュータを
皆さんがこれまで学んできたことや経験してきたことに
置き換えてみましょう。
本当はあなた自身を助ける知恵になり得ることを
たくさん学んできたはずですのに、
もしかすると、その価値を見つけていない
事は無いですか?
スーパーコンピュータの発熱力にしか気づかずに
暖房器具にしまうようなことにしてはいませんか?
私達が様々なことを学んできたこと、
経験してきたことは紛れもなく事実です。
そして、それを活かすことが出来るのは
自分であることも事実です。
そこが、
知識を知恵に変える,経験を知恵に変える
ことになります。
もっと自分の経験を知恵に変えて行かす。
この視点で、もっと自分を再評価してみませんか?
画像:スーパコンピュータ「京」
提供:理化学研究所計算科学研究機構(文部科学省HPより)
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2012.7.26 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe
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