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軽ぁるくNLP30.その『完璧』、“今”は必要ないのかもしれません。

(2010.4.15 初出)

昨日、使っているパソコンで
ソフトのアップデートが
実行されました。

OSはWindows Vistaです。

昨日一日で14個の
修正プログラムが
インストールされました。

使っている自分自身にとって
見た目、そんなに不都合を
感じていないにもかかわらず

アップデート、修正プログラムが
起こるべき問題に対して
対処するために、
きちんと対応してくれています。

こんなふうな頻繁なアップデート
プログラムの提供については、
賛否両論なのかもしれません。

よく考えてみれば、
全世界に、何千万、何億台の
パソコンのソフトウエア
ですから

もしも、OS出荷の責任者の方が
「完璧」を求める人だったとしたら
どんなことが
起こっていたでしょうね。

WindowsXPはおろか
Windowsだって
この世になかったかもしれませんね。

「完璧」を証明することは
実はとても難しいのも事実です。

あらゆる、事態について
問題が“無い”ことを証明すると言うことですから。

つまり、
全ての事象(起こりうるではなく、完全に全ての)に
ついて問題が起こらないことを
証明するのはほぼ不可能です(完全にとは言えませんが。)

私達は、『完璧』という言葉だけに
自分たちの行動の
ブレーキを握られている
に過ぎないのかもしれません。

決して、『完璧』な仕事を
幻想であるとはいいません。

すばらしい仕事、もの
たくさんあります。

そして、今その状況で
『完璧』が本当に必要かどうかを
検討する
【余地】・・・平たくいえば、
あなたが自由に遊べるスペースを
見つけることが出来たら

どんなに、あなたの
挑戦の・・・
選択の・・・
決断の・・・
行動の・・・
可能性が広がるでしょうか?

そして、その
可能性があるからこそ
あなたの期待している、『完璧さ』に
より近付くことが出来るとしたら

そのために
できること、たくさんあります。

少し、時間的な
少し、気持ち的な
余裕を予め準備しておくことも出来ます。

そして、もし、あなた自身が『完璧』を望んでいるのならば
あなた自身の『完璧』さを大事にしてあげてください。
その上で、今実現すべき『完璧さ』が
何点に達したらいいのか、
そこに意識を向けて、
最初の小さな一歩を
踏み出すことができるのです。

私達はいつも
10点の完璧さと1点の完璧さの間で
何かを成し遂げているのですから

そして、その点数は
よほどのことが無い限り
向上可能、取り返すことが
出来る物ですから。

もし、『完璧』にしなくちゃに
ブレーキをかけられているならば
ちょっとだけ、
問いかけてみてください。

【その『完璧』、“今”は必要ないのかもしれません。】
それについて、どう思う?

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