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あなた自身の価値はどのくらいですか?

(初出 Blog NLP Rightフィールド2011.6.13)

僕自身数年前まで、
サラリーマンをやっていました。
その当時、運輸業に本社スタッフとして
在籍していました。

転職でしたが、本社スタッフの部門は
部長職以上が、他社(取引先)からの
転籍組・・・天下り的な形で

その職に就かれていることが
入社してから2年ほど経って分かってきました。

そしてまた、運輸業界そのものが
もしくはその当時の会社の周辺の状況が
厳しくなって、給与は減りこそすれ
増えることはありませんでした。

僕自身、それほどお金に執着していた
つもりはありませんでしたが、

自分の政策を通す可能性のある部門の長は
どこか違うところからやってくる

目標管理を導入はしていたけれど
目標の達成を実現したとしても
自分の待遇は良くなることはない。

ましてや、ボーナスも
上司から「でるだけまし」・・・確かにそうなのです
そのころも、景気は決して良くはなかったのですから
「でるだけまし」
とはいっても、やった結果が
報いられないとしたら

自然のモチベーションは
上がるはずもありません。
・・・それでも。会社の上司は「モチベーションが大切だ」
   と言っていました。

もしも、僕自身があの会社の
マネジメント層だったとしても
まずは、あまり増えていかない売り上げを
どんなふうに、社員のモチベーションに
結びつけるかを、きっと知恵を絞ることに
なっていたでしょう。

一つの現実として、
会社員の評価は、もしくは
会社員としての価値は
「給料の多寡だけではないけれど、給料の多寡でもある」
仕事や、会社の発展のような
社員としての、仕事の意味やビジョンのようなものを
共有していなかったとき

ちょっと切ない感じはしましたが
給料が上がっていかないことは
モチベーションの低下を感じざるを得ませんでした。

〜ー〜ー〜ー
金は天下の回りものですといいますから
一時的に、給料が増える、減ると言うとこの問題を
超えて、私たちのモチベーションの源泉を
給料額とは別のところに
置くことはできそうです。

もちろん、衣食足りて礼節を知るともいいますから
必要なある程度の額の給与や賞与を
支払えることが前提ですが、
(ときには、ある一定の状況まではと、
  協力を願うことは出来るかもしれません)
それを超えて、会社がどんな人たちに幸せであったり
メリットであったり、を提供しているか
そして、そのことにどの位貢献しているかを
共有して、モチベーションのよりどころにすることも出来ます。

私たちは、衣食足りて・・・(時にはそれを超えて)
自分の貢献や、自分の表現・主張が適うとき、そのことに
意味を見いだせると、それそのものが動機づけ、モチベーション向上に
つながっていきます。

自分自身の価値はどのくらいですか?
給料の何ヶ月分ですか?

それとも、某カード会社のメッセージのごとく
Priceless ですか?

会社勤めをしていれば
定期的に入ってくる、給与、賞与

生活を支えてくれるものとして
大切に思うのと同時に、
その給与の多寡そのものが、自分自身の価値ではない
ということ。

それを超えたもっともっと大きな意志に
私たちの価値が存在すると言うことに
今回は、週の頭からにはなりますが、
自分を超えた自分に意識を向けてみませんか?

では

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